ハロウィンではなぜコウモリがよく出てくるの?
コウモリとは?
コウモリと言えば洞窟に住んでおり、少し不気味なイメージがありますよね。
日常生活の中ではほとんど見かけることのない生き物でしょう。
実は日本にもコウモリは生息しており、洞窟だけではなく人家の屋根裏などに巣をつくります。
夜行性のため、昼間は見かけることがありません。
見た目も黒く、夜行性で暗い場所に住むという生態から、古くから魔女のお供として物語に登場することもありました。
なぜハロウィンにコウモリが出てくるの?
ハロウィンにコウモリが出てくるのはなぜでしょうか。
ハロウィンの起源や由来とも関係してきます。
ハロウィンは収穫を祝う祭り、悪霊を追い払う祭りとしてイギリスのケルト人から始まった祭りです。
コウモリは血を吸って生きるというイメージもありますが数千種類いるコウモリの中でも血を吸う種類はわずか3種類ほどです。
ほとんどのコウモリの主食は昆虫です。
コウモリは作物を荒らす害虫やネズミを食べますので農家にとっては強い味方ともいえます。
そのため、収穫を祝うお祭りであるハロウィンにはコウモリへの感謝を込めてコウモリが飾られるという説もあります。
また、コウモリは古くから魔女のお供として物語に登場してきました。
ハロウィンは悪霊を払うお祭りでもあります。
悪い魔女やドラキュラ、悪霊などと行動を共にする生き物として魔女などと一緒に飾られることもあります。
ハロウィンの日にやってくる悪霊やドラキュラが実際に存在する生き物であるコウモリに化けているという説や、魔女の化身として扱われることもあります。
こうした様々な説により、コウモリがハロウィンの飾りとして登場しています。