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▼商品詳細▼
1/43 BRUMM ランチア アウレリア LANCIA AURELIA B20 1951年 シルバー イタリア製 MADE IN ITALY
入手困難な商品です。
イタリア製、ビンテージイタリア車の非常に重要なシリーズです。
車両本体状態良好です。箱に破れ等ありません。ショーケースにヒビ割れ等ございません。
箱に一部値札シールが貼られています。(イタリア通貨リラの値札シールになっています)
画像10の状態で保管しております。
送料は390円です。おてがる版ゆうパック(匿名配送)も選択可能です。
~ランチア アウレリア B20~
イタリアの自動車メーカー・ランチアが1950年から1958年まで生産した中型乗用車である。
設計者は第二次世界大戦前にアルファロメオで活躍した天才的な自動車技術者・ヴィットリオ・ヤーノで、それまで戦前の名車・
アプリリアを継続生産していたランチアとしては初の戦後型新型車であった。また、2ドアクーペモデルにはグランツーリスモを略した
「GT」というモデル名が量産車として世界で初めて付けられ、その後数多く出現する「GTカー」のパイオニア的存在となった。
アウレリアは世界初のV6エンジン搭載車として知られる。この60°V6エンジンはヤーノの部下・de Virgilioの設計になるもので、
シリンダーバンクの間に一本のカムシャフトを備えたプッシュロッド型で、半球形燃焼室を備えていた。
当初の排気量は1,800ccであったが、最終型では2,500ccまで拡大された。
もう一つの特色はリアアクスルで、ギアボックス・クラッチ・デファレンシャルが一体化したトランスアクスルを採用していた。
2007年に日産のGT-Rが初採用したシステムをこの時代にすでに使っていたというのは驚愕である。
ブレーキはドラムブレーキのままであったが、インボードにマウントされ、バネ下重量を軽減していた。
フロントサスペンションは1920年代のラムダ以来のスライディングピラー方式、リアはセミトレーリング式サスペンションであったが
4代目にはドディオンアクスルになった。トランスアクスルとドディオンアクスルの組み合わせは、1970年代のアルファロメオ・
アルフェッタと同じであるが、ランチアは20年近く先んじて採用している。
アウレリアは生産時期によってセリエ1から6まで発展した。
セリエ1(1950-1952年)
最初に登場した初期型アウレリアは、B10呼ばれる ベルリーナであった。排気量1,754ccのV6エンジンの出力は56馬力に過ぎなかった。翌1951年には1,991cc・70馬力のB21が追加された。この年、2ドアのB20GTクーペも登場した。
短縮されたホイールベースに架装された美しい2ドアクーペボディはカロッツェリア・ギヤのデザイン、ピニンファリーナの製造であった。
1,991ccエンジンは75馬力に強化され、進歩的なシャシーにより卓越した運動性能を発揮し、GTカーの規範を確立した。