■『SaganAtoZ/パリ/海/そして愛/サガンのすべて』
1978年初版カバー帯。新書館発行。
■仏蘭西女流作家フランソワーズ・サガンの人物紹介と云った内容です。
特に編著者は有りません。本の末尾には、
「瑞々しい感性と呟きの様な文体で女の子達に深い印象を残すサガン。
此の本は日本のサガニストに贈る、サガンに就いての小さな本です」
と有ります。
■因みに私は生意気にも1985年仏蘭西Parisに訪れた事有ります。有名
Brand店の前に烏合して、丸で大蛇の如く蜷局を巻いて居た日本人老若
男女を傍観して何だか恐怖と寒気を覚えました。件のサガンとは無縁の
世界ですね。勿論私も無縁です。(笑)
■因みに私の昔の同僚の2名は滑稽でして、身に着ける物全てを諸々の
Brand品の数々で固め、Fashion Showみたいに、
「やれLOUIS VUITTONだ!、やれLANCELだ!、やれCARTIERだ!」
のと互いの粋人ぶりを自慢し合ってましたね。【権兵衛が種蒔きゃ鴉が
穿る】みたいな武骨な顔立ちなのに…。浅はかな性(サガ)で嗤いました。
私が諧謔して皮肉を込めて、
「へぇ~、それがあの有名なランドセルの鞄かあ~。良いじゃん!」
と謂ったら、俄に憮然と為りまして、怒髪されたのを覚えてます。
『おメェ~みて~な不粋な男には、Brandなんて解らねぇ~よ!』
併し幾らBrand品でも、身に着ける人の顔立ち如何では Brand品 には見
えませんね。それは扨置き、
●紙質経年劣化が有るも特段瑕疵有りません。
●全143頁。書き込み有りません。
●古書に不慣れな方、殊更神経過敏な方には不向きです。回避
為さるのが賢明かと思われます。爾後のClaim御容赦下さい。
●取引に際しては私の自己紹介欄をお読み下さい。