廃盤
7CD
アマデウス四重奏団
RIAS録音集第1集
~ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集、弦楽五重奏曲
RIASからアマデウス四重奏団の絶頂時に収録された貴重な初出音源が登場!
注目の第1集はベートーヴェンの弦楽四重奏曲集!
これはすごい音源の登場!
抜群の高音質復刻で評判を呼ぶドイツ・アウディーテ・レーベルから、アマデウス四重奏団の結成初期の録音からベートーヴェンの弦楽四重奏曲集(第10番を除く全曲)とセシル・アロノウィツをむかえた弦楽五重奏曲作品29です。
アマデウス四重奏団は1948年に結成したとのことですので、RIASの当録音は結成初期に収録された貴重な録音と言えます。
アマデウス四重奏団のベートーヴェンと言えば、1959年から1963年にかけてDGレーベルに残した全曲盤が有名ですが、当RIAS録音は一部時期が重なるものもありますが、それより前の主に1950年代の録音です。
メンバーはイギリスに亡命していたことにより出会い、1948年に結成することとなったアマデウス四重奏団ですが、
音楽はドイツ、オーストリアの作品を得意とし、特にベートーヴェン、モーツァルトの解釈は今でも定評があります。
とりわけ第1ヴァイオリンのノーバート・ブレイニンの音色は非常に優美でアンサンブルに華やかさを添えます。
そして、それぞれのパートを際立たせ、まるで交響曲と思わせるスケールの大きな演奏も魅力です。
当ベートーヴェン弦楽四重奏のボックス・セットはモーツァルトの影響を感じさせる初期作品から、弦楽四重奏の可能性を広げた後期作品まで実に幅広い作品を、
それぞれの解釈にあった演奏で聴かせてくれます。
なお当RIAS盤は録音の際に各楽章編集なしのワンテイクで収録したとのことですので、セッション録音でありながらライヴを思わせる躍動感に満ちています。
のちのDG盤との違いも楽しめます。
第10番が収録されていないのは残念ですが、見事な高音質復刻でアマデウス四重奏団が得意としていたベートーヴェンを聴くことができるのは非常に喜ばしいところです。
RIASのアマデウス四重奏団レコーディング集は、今後シューベルト、モーツァルト、ハイドン等をリリース予定とのことです。(キングインターナショナル)
※
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲集(第10番除く全曲)、弦楽五重奏曲 op.29 Disc1 1. 弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 op.18-1
2. 弦楽四重奏曲第2番ト長調 op.18-2
3. 弦楽四重奏曲第3番ニ長調 op.18-3
Disc2 4. 弦楽四重奏曲第4番ハ短調 op.18-4
5. 弦楽四重奏曲第5番イ長調 op.18-5
6. 弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 op.18-6
Disc3 7. 弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 op.59-1『ラズモフスキー第1番』
8. 弦楽四重奏曲第8番ホ短調 op.59-2『ラズモフスキー第2番』
Disc4 9. 弦楽四重奏曲第9番ハ長調 op.59-3『ラズモフスキー第3番』
10. 弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 op.95『セリオーソ』
Disc5 11. 弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 op.127
12. 弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 op.131
Disc6 13. 弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 op.130
14. 弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 op.135
15. 大フーガ op.133
Disc7 16. 弦楽四重奏曲第15番イ短調 op.132
17. 弦楽五重奏曲ハ長調 op.29*
アマデウス四重奏団
ノーバート・ブレイニン(第1ヴァイオリン)
ジークムント・ニッセ(第2ヴァイオリン)
ピーター・シドロフ(ヴィオラ)
マーティン・ロヴェット(チェロ)
セシル・アロノウィツ(ヴィオラ:17)
録音時期:1950年6月9日(6)、1951年4月24日(1)、1951年11月20日(10)、1952年5月26日(9)、1956年11月12日(16)、1957年11月29日(15,17)、1958年12月7日(2,14)、1959年12月10日(7)、1960年12月8日(8)1962年2月10日(3,4)、1962年11月26日(5,12,13)、1967年3月17日(11)
録音場所:ベルリン、ジーメンスヴィラ(1-10,12-17) ハンス・アイスラー音楽大学(11)
録音方式:モノラル(セッション)
コンディション良好。
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