【1】概要
・西独Telefunken社が1960~1970年代に製造していた業務用システム、あるいはブックシェルフシステムなどに使用されていたオールアルニコ強力2Wayユニットを、天然木メルクシパイン集成材による後面部分開放型エンクロージャーにセットしたシステムのペアです。
・使用されているユニットは20cm口径ウーハーP203Sと、11.5cmX18.0cmツィータP1118です。
・いずれも大型のアルニコマグネットが採用されており、芯のある素晴らしい音を奏でます。
・ウーハーは20cmとしては当時としては最大級のアルニコマグネットが使用されており、強靭なコーンとハイコンプライアンスなエッジと相まって35Hzからほぼフラットな深く強力な低音を再生しています。
・ビンテージユニットとしては破格の低音再生能力を有しています。
・アルニコマグネットの最終時期の貴重品です。
・主観ですがJazzもクラシックも充実した低音をベースにバランスの良いスケールの大きな1960年代以降のヴィンテージTelefunkenベストサウンドのひとつを満喫できます。
【2】ユニット仕様
・全ユニット:Telefunken
・システムインピーダンス:4Ω
・再生可能周波数帯域:実測で35~18000Hz (+-3db)
・ウーハー:型式=P203S、 200㎜口径、軽量コーン、大型馬蹄形アルニコマグネット
・ツィータ:型式=P1118、10.5cm×18.0cm口径、超軽量コーン、フィックスドエッジ、大型馬蹄形アルニコマグネット
・クロスネット:徹底的な見直しを行い画像10に示しますように広域に亘りフラットな特性を得ています。
・状態:片側のツイーターのエッジに修正があるほかは良好。
・入力:かなり大きな値です。能率は普通ですので比較的出力の大きなアンプを使用すると真価を発揮すると思います。
【3】エンクロージャー
・型式:後面部分開放型
・サイズ:幅27.6cm、高さ38.6cm、奥行24.5cm
・材質:天地側面は25mm厚の天然木メルクシパイン集成材、バッフルと裏板は針葉樹系プライウッドで振動モードを変え不要な振動を抑えています。
・外装:100、240番のサンドペーパーで研磨し、次にワトコのナチュラルオイルと600番のサンドペーパーで繰り返し研磨仕上げています。
・サランネット:黒のジャージネットによる頑丈なサランネットが付属します。
・入力端子:2Pのハーモニカ端子でYラグ、またはケーブルむき出し線が接続可能です。
・バナナプラグ、極太ケーブルなどほとんどのタイプのスピーカー端子が接続可能な金メッキ金属削りだしのアダプターが付属します。
【4】音
・以下は主観ですのでご承知おきください。
・このシステムの特徴は低音が強力で音楽の土台をがっちり支えていることです。
・高音も良く伸びています。
・入力音楽ソースは1950~80年代のアコーステックなクラシック、JAZZが得意で生き生きと再生します。
・ソニークラークの「クールストラッティン」では熱気あるコンボJAZZが熱気をもって再生されました。
・クラシックの小編成、大編成、オペラも低域が充実した生生しい再生をします。
・1960年代以降のベストサウンドと思います。
【5】ほか
・スタンドは含みません。
https://geo80002002.livedoor.blog/archives/cat_439101.html