拍卖号：w1214172360

开始时间：12/29/2025 23:04:05

个 数：1

结束时间：01/03/2026 20:35:20

商品成色：二手

可否退货：不可

提前结束：可

日本邮费：买家承担

自动延长：可

最高出价：宮ちゃん

出价次数：6

　
　昔、現地で染織を蒐集する過程で入手しました。見る角度や光の具合により、様々な表情を醸し出し、まるで抽象画を見ているようです。以前から出てきた時に眺めて美しいと感じていたのですが、7年前の雑誌に故・坂田和實氏により、「インドネシアの壁板」（3枚目参考画像参照）として紹介されていたのを目にしました。
　これは、インドネシア スラウェシ島 タナ・トラジャの穀物倉庫の外壁（10枚目画像参照）で、19世紀末から20世紀初頭にかけてのものです。2枚目画像の部分で、大きさは、縦約32㎝×横約35.5㎝、正方形に近いこの形状は数少なく、初めて出品します。接写すると明るく写ってしまい、実際の色を出すのがなかなか難しいのですが、5枚目のアップ画像をご覧いただくと白い染料の自然な剥離具合と表面の色の経年変化が何とも言えず、存在感があります。プリミティブな本物の持つ迫力・力強さが感じられる一枚だと思います。
　日本の古民家同様、トラジャの古い家屋は、近代化と共に建て替えられ、こうした外壁は新しいものに取り替えられたり、捨てられてしまい、残念ながら古いオリジナルはあまり残っていません。「Toraja panel」で検索すると分かりますが、トラジャの壁板には、高床式家屋の壁板であった幾何学模様の彫刻が施され着色されたものもあり、海外では驚くほど高く取引されています。そのため、最近作られた複製品も多く出回っています。しかし、こちらの装飾の無い穀物倉庫の壁板の方は、ほとんど見かけることなく、装飾のある壁板より残っている数が圧倒的に少ないものです。表面、裏面（9枚目画像）とも、斧で削られた荒々しい跡が見られ、長い歳月を経てきたものであることが分かります。8枚目画像のように向きを変えると雰囲気が変わり、絵画のように壁に掛けて飾っても素敵だと思います。また、敷板にしても味わいがあり、飾る品をひきたててくれることでしょう。
　状態ですが、画像でご確認いただけるようなヒビが数本あります。2分割した6、7枚目画像や全体画像などでご確認いただけます。しかし、ぐらついたりせず、しっかりしており、すぐに壊れるような状態ではありません。他に、汚れや表面の剥離等があります。これらも味わいと受け止め、古いものにご理解のある方のみ、ご入札をお願いいたします。
　整理のための出品で、大変リーズナブルかと思います。この壁板を美しいと感じ、評価してくださる方がいらっしゃいましたら、よろしくお願いいたします。

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