
ロッドビルダー工房Gautra Worksのワンオフ製作ロッドです。
7’4″ 仕舞寸50cm 自重170g
キャスト 基本〜3oz 慣れたら〜5oz
ラインPE〜8号
高品質なアメリカンブランクスの製造メーカーG.Loomisを立ち上げたゲーリー・ルーミスが、現在運営しているのがNFCことNorthfork Composites社です。NFC本国には、パックロッドブランクスが存在することをご存知でしょうか。こちらはそれを数年前に輸入して温めていたものを使って製作したロッドになります。ですが、現在は品切れ&追加生産の予定無しという幻のブランクスになります。
7’4″の5ピースでXXHというスペックは大変希少で、欲しい人もおられると思います。NFCらしく高強度で粘り強い設計ながら、ダルさを全く感じないところはさすがです。ブランクス自体はXFアクションでベリーから張りが立ち上がる調子ですが、ガイドセッティングでマイルドにしつつ、よりバットパワーを引き出せるようにしています。軽快な操作感と高感度が特徴で、操作系ビッグベイト、バスのパワーゲーム全般、ヘビーテキサスリグによるロックフィッシュ、操作性重視のフロッグゲームなどにばっちりなテイストです。
スパイラルガイド設定に独自の技術を入れています。アウターリングガイドシステムO.R.G.S.と名付けたもので、バットの旋回部分にSiCガイドリングを被せ、リングの外側を滑らせるようにラインを旋回させます。左右お好きな方向から旋回させることができ、ブランクスやガイドへの負担や放出抵抗も少なく、見た目も左右対称に仕上がります。またバット付近のガイドでも荷重を受け止めるので、バットパワーも生かせます。
リールシートには技徳スケルトンタイプを採用しました。軽いこともメリットですが、それ以上に操作性の面で有効だと考えて採用しています。ただし肉抜き部分がデザインと使用感(指に食い込んで痛い場合がある)を損ねているので、穴埋めを施しています。中間パイプ部分は鮑張りにして個性を出しています。
グリップは握り込みやすい細めのEVAストレート。こちらもEVAによる重量分散と、バランサーレス設計によって、静的バランスと慣性モーメントを最適化しています。パックロッドであることを考慮しなくても軽量な170gという仕上がりで、270gのリール、195gのリールを装着して画像のようなバランスです。
ガイドは穂先で5.5径のチタンSiCです。やや小径ですが経験的に40lbリーダー等も対応できます。スレッドコーティングは、強度と軽量化、見た目の安心感のバランスを考えて慎重に厚みを決めています。シンプルな黒スレッドですが、エポキシにブルーパールラメを散らせて高級感を出しています。
未使用品ですが、ワンオフ品のため簡易テストを行っており小傷が見られる可能性があります。
なおこちらにつきましては、ブランクス折れの修理は芯を使った継ぎ直ししかできません…。
それ以外の補修は対応しております。
当ロッドビルダーについて、下記のブログにて過去作品やロッド製作理論を公開しています。ぜひご覧下さい。
https://gautraman.com/
(2026年 1月 22日 19時 22分 追加)検索 ノースフォークコンポジット