激レア 廃盤 フルコードバン ワイルドスワンズ フリッカー2 タング パーム
初期ロゴ スワンロゴ期 ユニオンタグ付き 白鳥ロゴ
フルコードバン フリッカー2 ダークブラウン
馬革 オールコードバン
革特有のスレ、コードバン特有の使用に伴う小傷はありますが全体的に艶が強く初期に見られる良質な革質になっております。
ラストクロップス製はよくみますがワイルドスワンズ製のフリッカー自体球数が少ない商品ですがこちらは更に希少なコードバン使用です。恐らく今後は出てこないかと思います。
元箱はありませんが画像にあるスリッカーをお付けいたします。
ヴィンテージ品中古品にご理解頂ける方のみよろしくお願い致します。
以下ネットより参照
一般的な言葉では無いかと思いますが、革小物の作り手の世界では両側カード段のお財布のことを「純札」と呼んでいます。正確に言うと札入れ以外の機能(コインケース部分等)が無いものを純札と呼ぶのだと思いますが、現在では例えカード段が付いていても純札と呼んでいます。
小銭入れが付いたオールインワン型のお財布にも利点はありますので最後はお好みとしか言いようがないのですが、年を重ねていくと徐々に紙幣とコインは別々に持つという方が多くいらっしゃり、純札派の方の比率が多いように見受けられます。
「小銭は服のポケットの中」という方も中にはいらっしゃいますが、ある意味で純札と言うのはコインケースと対になる存在と言えます。
FLICKER 2のカード段は、SPANKER同様に本体から浮かせて取り付けてある、変わった構造を持っています。
お財布を開くと左右に4段ずつのカード段があり、下3段は通常の、一般的なカード段になっています。
変わっているのはトップのカード段はポケット状になっており、深さは1番深いところで約6センチあります。
この部分にカード類を数枚まとめて収納できるようになっています。写真のようにカード段全体を両サイドから押すと舟形に口が開き、出し入れがし易くなっています。カード段全体が本体から浮かせて取り付けてあるのはこの為です。
プラスチックのカードでしたら3枚はまとめて入ります。深さも十分にあるので、落ちることはまずありません。
札入れ室は余裕のあるサイズで、紙幣を入れても左右に十分なスペースが出来ますから出し入れにストレスを感じることはありません。
札入れ室の内側には両脇に中仕切りが取り付けられていて、紙幣の仕分けが可能です。 この中仕切りは繋がっておらずセパレート式になっていて、紙幣の仕分けの他にも・・・札入れ室の中で、紙幣とカードという分け方も出来ます。頻繁に使うカード類は、カード段に収めずに、この場所に入れておくと結構便利な使い方が出来ます。セパレート式の仕切りは中身が見え易く、出し入れもし易いという利点があります。
WILDSWANSの革小物は、FLICKERに限らずコバは全て鉋で面取りをし、丸みを付けてから更にひたすら磨いていきます。摩擦熱により革の繊維が引き締まり、強度と耐久性が上がる他、顔料を塗っていないにも拘らず、革とは思えない硬質な艶が出てきます。
木でも石でも磨くと光沢が出てくるように、革も自然のものですので磨くと光沢が上がりますが、恐ろしく手間と時間のかかる作業ですので一般的にはやりません。
お財布を2つに折ってみると、コバが重なり合っている枚数は実に10枚にものぼりますが、1つのコバは2枚の革が合わさって1枚の革のように見えていますので、重なり合っている革の枚数は実際は20枚にもなります。
コバの1つ1つを磨き挙げるのは気が遠くなる作業ですが、こうすることによって革小物の製品寿命は何倍にも長くなりますので、この工程は必要不可欠な作業と言えます。
また、磨くと単純に綺麗ですので見た目も断然良くなります。
FLICKER 2は使用している革の量も多く、ズッシリと重厚で堅牢な、ある意味とてもWILDSWANSらしいお財布と言えます。
長く使える、丈夫で耐久性に優れた2つ折りのお財布ですので、ご興味のある方は是非どうぞ。