名手故Chris Squire/Alan White参加 名手Rick Wakeman Yes復帰後の大傑作7th 「罪なる舞踏」 リマスター紙ジャケット仕様限定盤 国内盤中古でございます。盤共に非常に状態の良い中古でございます。
日本独自リマスターの模様で日本特有の高音中心で幾分杓子定規的ではございますがオリジナルに即しており、非常に良心的な音質となっております。
内容は言わずもがな。
ラインナップは名手揃い、Rick Wakeman(Key)、故Chris Squire(B)、Alan White(Ds)、Frank Ricotti(Vibraphone、後にSimon PhillipsやMo Fosterに絡む)となります。
またゲストとして、英国演劇系で知られるBill Oddie(Vo、一曲のみ)、聖歌隊の参加が一曲ございます。
1977年4~6月スイス・モントルー”Mountain Studio”での制作、かのYes、Rick Wakeman復帰後の大傑作「Going for the One」制作後に同スタジオにて継続して制作された作品となります。
従って制作陣は類似、エンジニアはJohn Timperley(かの”Olympic Studio”絡み。Cream等手掛ける)、アシスタントはDavid Richards(後にQueen等を手掛ける)となります。
大傑作1st「ヘンリー八世と六人の妻達」に立ち返った作風の感があり、キーボードを中心にソロ、ソロ+ゲスト、バンドという形式を取ったもの。
歴史を騒がせた興味深い犯罪記録を基に創り上げたコンセプト作でございます。
但し、Yes再加入に当たり、ソロは封印という感もあり、活動の「纏め」という感もございます......................................
Yes脱退後、大傑作「地底探検」「アーサー王と円卓の騎士達」等々、そしてサントラ盤と制作に勤しんできたRick Wakeman 。
YesからPatrick Morazが脱退。後任に袂を分かった筈のRick Wakemanに白羽の矢が立ち、当初はゲストとしてYesの新作の制作に招かれたものの、Chris Squireにしぶとく説得され再加入。
されどRick Wakemanはソロ作制作契約があり、同時並行制作は無理とYesの新作「Going for the One」完成後に制作陣を引き継ぎ......................という経緯がございます。
Yes脱退後ソロ作制作に活動に勤しんでいたRick Wakemanでございますが、自身の脱退と似た時期に理不尽なKing Crimson解散となったJohn Wetton/Bill Brufordと合流。
幻の”Wakeman,Wetton & Bruford”が結成されます。
されど、Rick Wakeman の契約問題がありバンドは消滅と相成ります(その後紆余曲折してWetton/BrufordはEddie Jobson、Allan Holdsworthを迎えかの”U.K.”を結成)。
今作は「ヘンリー八世と六人の妻達」に立ち返った作風ではございますが、そちらのソロ色が強い作風に比べ、バンド形式が非常に目立つもの。
その”Wakeman,Wetton & Bruford”の音楽的アイデアが生かされたのでは?という感がございます。
以前の代表作に比べ非常に理解し易い作風で、メロディアス感が強いもの。音楽性は大仰ではあるものの大作主義は一曲のみ。」
案外コンパクト感がある作風でございます。
時代は七十年代後半。
ジャンルを超えて八十年代に向けて新しい音楽性を模索する時代でございます。
当時のYesの新作”Going for the One”同様、八十年代という新時代に向けての試行錯誤が感じられるものでございます。
以前程では無いものの、チャートアクションも良いもの。商業的にも成功の部類に入る作品で作品の質も高く、代表作の一つではなかろうか?という感がございます。
また、加入前はセッション系ミュージシャンとして知られたAlan Whiteではございますが、Yes加入後は他ミュージシャンへのゲスト参加は非常に限られたもの。
非常に貴重なセッション参加でございます。
現在では入手が非常に困難。この機会に是非。
注:発送方法は変更になる場合がございます。宜しく御願い致します。