
自宅保管の品です。中身は新品同様大変美品ですが古いものですので表紙や帯など若干の経年変化はございます。画像にもありますように、巻末発行日のページに薄く書き込みがございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。
吉田拓郎とつま恋と僕 初版 木下晃
拓郎は1975年をはじめとして、1985年、2006年にも同様につま恋で野外コンサート
(2006年以外はオールナイト)を大成功させ、日本中の注目を集めた。このステージの舞台裏を支えてきたのが、本書の著者、つま恋音楽プロデューサー・木下晃だ。本書では、スタッフだけが手にできる未発表のコンサート資料、バックステージでの写真等々を豊富に掲載。さらにマスコミ完全シャットアウトで行われた拓郎のつま恋での結婚披露宴の様子なども、裏方ならではの視点から綴られている。拓郎と木下、つま恋を中心として、ふたりが駆け抜けてきた1975年から2010年、
35年間の時代を共感できる音楽史に残る一冊。
「つま恋と木下さん無くして、今日の僕は存在しません」――吉田拓郎。
拓郎さんへの愛の告白
1975年吉田拓郎・かぐや姫CONCERT IN TSUMAGOI
コンサート前の拓郎さんと南こうせつさん
つま恋でのクイーンのコンサート
4万人分のトイレ作り
オールナイトにするしかなかった
会場周辺はキャンプ場状態
次のつま恋まで10年かかった理由
「これからは小さいところでやりたいよ」
1985年吉田拓郎ONE LAST NIGHT INつま恋〔ほか〕
登場する方々
森下愛子 ミスチル Mr.Children 桜井和寿
南こうせつ 瀬尾一三 所ジョージ 渡辺貞夫
小室等 CHAGE and ASKA チャゲ&飛鳥
安全地帯 玉置浩二 小林武史 タモリ
クイーン 桑田佳祐 サザンオールスターズ
広沢虎造 岡本おさみ 中島みゆき かぐや姫
KinKi Kidsほか多数
レビューより
拓郎ファンには必見の一冊だと思います。一気に一日で読みました。知らなかった裏話など普段ではなかなか知り得ない情報も満載で興味深かった
です。拓郎が2006つま恋でアンコール曲を何故「聖なる場所に祝福を」にしたかの理由がはじめて解りました!
1975年のコンサートのイベント担当責任者であった立場から、チケットの用意、トイレ設置の苦労、なぜオールナイトコンサートにしたのかの裏話が興味深い。当時のチラシ、バスツアー会員募集の広告、当時のコンサートの空中撮影写真も掲載されている。このコンサートの準備期間中に、つま恋会場でクイーンの日本初公演が行われていた事も初めて知った事実。こういった話は関係者ならではの貴重な話だと思う。
私にとっても一番印象深かった、2006年コンサートの「永遠の嘘をついてくれ」で、サプライズ・ゲストの中島みゆきが現れた演出に触れていた事が読んでいて楽しかった。心あたたまるエピソードの一つとして、森下愛子との結婚披露宴が、拓郎の希望でつま恋で行われた事、披露宴の様子が微笑ましい。手書きの披露宴の式次第も掲載されている。著者に贈られた拓郎からのギター、著者から拓郎へ贈ったサイン、著者令嬢の結婚式に拓郎から送られてきたあたたかい電報。著者と吉田拓郎の数十年にも及ぶ長い親交ならではのエピソードや秘話、拓郎のステージ以外の素顔が垣間見られるエピソードや写真など、貴重な1冊だと思う。