御存知!七十年代後期 名手Rick Wakeman復帰後の傑作「究極」 日本独自制作SACD7インチ紙ジャケット仕様限定盤 国内盤未開封新品でございます。
日本独自制作SACDの模様でございます。
日本特有の高音中心で幾分杓子定規的ではございますが、非常に良心的な音質となっております。
内容は言わずもがな。
ラインナップは全盛期名手揃い。
Jon Anderson(Vo、Per)、名手故Chris Squire(B、Vo)、名手Steve Howe(G、Vo)、技巧派名手Rick Wakeman(Key、ex- Strawbs)、セッション系名手Alan White(Ds、Per)となります。
技巧派名手Rick Wakeman復帰後初のスタジオ作となります。
プロデュースはバンド自身、「長編曲の編集はお任せのEddie Offord」から離れた初の作品となります。
(アシスタント・エンジニアは後にQueenを手掛けるDavid Richards)
長年の共同プロデュースのEddie Offordと袂を分かち、セルフ・プロデュースで臨んだ作品でございます。
当時の時代性もあり、一曲大作主義的な作風を離れ、楽曲のコンパクト化・洗練化を進めた感がございます。
「Awaken」という大作がございますが、当時のアナログ片面全曲ものではないというのもミソでございます。
七十年代全盛期のYesの作品内では音楽性に一番ポピュラーな感覚があり、聴き易さがございます。
クラシカルな技巧派Rick Wakemanの再加入もありバロック音楽的な構築美が聴かれる楽曲がございますが、Rick Wakeman脱退以前のものではない事がミソ。
前任Patrick Moraz時代の置き土産的な非常に洗練された複雑さでありながらも合理的な感覚が感じられるものでございます。
民族音楽的なパートは非常に薄くなり、次世代八十年代に向けての音楽性の転換・模索の始まりが感じられるものでございます。
されど楽曲によっては、教会のチャーチ・オルガンを用いた録音等大掛かりな感覚もございますので、分岐点とも言えるものと存じます。
演奏・アンサンブルはテクニカルさと解り易さが両立する感覚があるもの。
但し、かのRobert Frippがいう「恐竜文化」という大仰さが感じられるものでもございます。
セールス的には成功したものであるものの時代性と隔離した感覚が頭を擡げていた模様。
次作では時代性を横目で見ながら音楽性のコンパクト化を一層進める事となります....................
当時はプログレだけでなくHM/HR等々大物バンドやミュージシャンが八十年代に向けて試行錯誤を繰り返す時代。
その重要な一作品でございます。
コンパクト化とは言えど聴き手を選ぶ作品には間違いないもの。
当時の音楽ファンの感受性が如何に豊かで幅広いものであったかが窺い知れるものでございます.................
この機会に是非。
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