
マスカーニ 歌劇 カヴァレリア ルスティカーナ/レオンカヴァッロ 歌劇 道化師 未開封 ウルマーナ ラスコーラ コルテツ ガルーシン バーヨ グェルフィ 2007.2.27 3.2 マドリード テアトロ レアル
“カヴァレリア・ルスティカーナ” と “パリアッチ”のダブルビル… 広く行われてきた “お約束”の組み合わせとは言いながら、このところ大きな舞台やレコーディングを見かけなくなってしまった感のある演目です。近年は “ヴェリズモ”自体が不人気で 全般的にちょっと等閑視されているらしく、時代の変化に伴う 曲ごとの人気の浮沈のあり様が 歴然よく分かります。この録画も20年近く前の公演ですが、近年では珍しいほどに正面切った かなり大掛かりな舞台で、劇場なりの意気込みや決意の程が感じられます。
まずは 歌手の顔ぶれが大変に豪華でそれだけでも嬉しくなります。ウルマーナのサントゥッツァに ラスコーラのトゥリッド おまけにマンマルチアにヴィオリカ コルテツ、ガルーシンのカニオに バーヨのネッダ グェルフィのトニオと並べば、当時の実質的なベストキャストに違いないことが確認されます。時代的な要請として 録画して商品化することが前提であったことは当然ですが、よくここまで徹底した企画が実現できたものだと感心するばかりです。
以下 すこし整理して…
・ ウルマーナのサントゥッツァが まずは第一の聴き物。メゾからソプラノに転向して大車輪の活躍を見せた時期で、まさに打ってつけの役柄。ヴァーレットやバンブリーと異なり メゾを感じさせない歌唱で、むしろテバルディを思い出させる。上背もテバルディ並で そのぶん“哀れさ”には乏しいが,プリマの威風は満点。近年類を見ない素敵なドラマティコ。思ったほどには記録を残さなかったことが残念だが、これとか“運命の力”などは代表作。現在は メゾで“老け”を演っているらしい。
・ ラスコーラも 思ったほどには記録を残さずに終わってしまった。ちょっとトンガって “甘いリリコ”という歌ではなく、この役あたりが適役だったのかも…。
・ ガルーシンのカニオも ウルマーナと並ぶ目玉。間違いなく当時の大スター。ロシアのテノールだと 少し前のアトラントフが思い出される。声も表現も強大で、テノールのいちジャンルとして これはこれで貴重な存在。
・ ネッダにバーヨを振ったのも見事。誰が演っても失敗したケースを見かけない役。むしろ 演技力や容姿を求められる その意味では難役。
・ グェルフィのトニオ。声を張らない人だけにプロローゴがちょっと食い足らないが、これも現代。
・ コッソットに次ぐアムネリスだったコルテツが マンマルチア。順当な老けかた。この役にかつてのスターを充てるのが ある時期からの流行り。結構な贅沢。
・ ロペスコボスの指揮は それほど重くなく スタイリッシュ。練達のベテラン振り。
・ ジャンカルロ デルモナコの演出。“道化師”を2分割にして、間に“カヴァルス”を挟んでいるらしい。“衣装をつけろ”の後に “カヴァルス”が始まるのだろうか。いろいろなエピソードを 説明ぬきで重層的に並べるのは、映画などではよく見かける趣向ではあるが、実演の しかも音楽の舞台ではどうなのだろう。観客は“殺傷シーン”を二連続で見せられることになる(私は 曲べつにとびとびに視聴しただけなので、通しは未見 )。成果が興味深いです。
伊 英 独 仏 西 字幕。邦語字幕なし。
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