
東京ゲームショウ'97秋 公式ガイドブック
収録情報
開催概要: 1997年9月5日(金)〜7日(日) 幕張メッセ
責任編集: 週刊ファミ通 / 編集協力: 電撃王
210mm ×260mm 124ページカラー
年数が経っているため表紙に擦り傷、全体に日焼けや色褪せがあります
概要
1997年9月5日〜7日に幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ'97秋」の公式ガイドブックです。
当時の出展メーカーや新作ソフト情報を網羅(対応ハードのアイコンにはPC-FXやネオジオ、3DO等の懐かしい名前も確認できます)。
『ファイナルファンタジーVII』の発売(同年1月)により、プレイステーションが覇権を握りつつあった激動の時代。当時の業界の勢い、トレンド、そして各メーカーの戦略がこの一冊に凝縮されています。
本書の注目ポイント
・ 大友克洋氏ディレクションの表紙アート
表紙イラストのディレクションは、『AKIRA』で知られる大友克洋氏が担当。近未来的なビークルとキャラクターの緻密な描写は、当時のゲームが目指していた「未来感」を象徴しています。
・ 貴重な当時のマーケティングデータ「CESA白書」
誌面には「電撃5誌 共同企画 CESA白書」を掲載。当時のユーザー層の分析が非常に興味深いです。
PS・SS(セガサターン)は高校生が主力
N64は小学生がキーユーザー
業界の重鎮たちが勢揃い
巻頭挨拶には、当時のCESA会長である**上月景正氏(コナミ創業者)**が登場。役員一覧には、エニックスの福島氏、カプコンの辻本氏、スクウェアの武市氏、ナムコの中村氏など、日本のゲーム産業を築き上げたレジェンドたちの名前が並んでいます。
【こんな方におすすめ】
90年代後半のゲーム文化を愛する方
当時の「次世代機戦争」の空気を資料として手元に置きたい方
大友克洋氏のアートワークコレクターの方
ゲーム業界の歴史的資料をお探しの方
20年以上前の紙媒体としては、当時の空気を色濃く残す貴重なアイテムです。あの頃の幕張メッセの熱狂を、ぜひこのガイドブックで振り返ってください。