信仰百話
橋本徹馬 著
紫雲荘 発行
昭和53年9版
236ページ
約18x13x1.2cm
簡易製本
(表紙より)
科学に良心なし ロバート・ミリカン教授
科学的生活に良心あらしめるものは各人の信仰である 著者
信仰とは神仏の存在を信じて、自他共に繁栄する道を実践すること。
月刊誌「紫雲」に連載して好評を博した『信仰百話』を再編して一冊の本としてまとめたもの。
目次内容の一部を紹介
不幸の裏に幸福あり 聖者の涙 徳川家康の遺訓 病気と薬について 損失を拝め
【橋本徹馬主宰 月刊 紫雲】
人間の本性を究めてゆくと、人間は誰でも病まず、貧せず、悩まずという、素晴しい生活を築き上げることが出来るのである。「紫雲」はその道を明らかにするための機関誌である。
紫雲誌の読者は誰でも無料で、どんな質問でもすることが出来る。それによって病気が治った者や、各種の悩みを解決した者が如何に多いかは、毎月の紫雲誌を見れば、よく分かるのである。
【橋本徹馬】1890~1990
雑誌「世界之日本」等を発行、紫雲荘を設立。政治評論家として活動したのち、紫雲山地蔵寺を建立、初代住職。水子供養運動創唱者。
著書:難病全快の話 三人の医博が推薦する 精神・信仰と供養による病気治し 超科学的に見たる諸病対策事典
人生を楽観すべし 生命を見直そう 墓参と家運の話 写経の功徳集 霊感と奇蹟の話 ほか
【序文】より
東京蒲田の大間文子さんは、最も熱心な紫雲荘の維持会員である。その母方の祖父の盲目が、愛知県知多半島にある「知多新四国第五十一番野間大坊」を夢に見ることによって、全治したという奇跡的事実を想うにつけて、何んとか野間大坊に報恩の道を尽くしたいと考える。その方便に選ばれたのが、紫雲誌に毎月連載の「紫雲荘夜話」である。大間さんはこの「紫雲莊夜話」を一書にまとめ「信仰百話」と題して、自費で出版するとともに、書物の序文に野間大坊のために、その祖父が助けられた不思議な事実を書き綴り、広く世に伝えたいというのである。
大間さんの祖父が、野間大坊を夢に見たことによって助けられた次第は、大間さん自らの筆になる文章によって明らかであるから、ここに言う必要はないが、若し大間さんの伝えるが如き奇跡的事実が、実際に自分の近親者に起こったとすれば、大間さんならずとも、何んとかこれを広く世に伝えたいと思うであろう。
誰が読んで見ても全く不思議な事実。そういう事実が実際にあったのである。而もそれが大間さんの祖母の信仰によって、全然信仰心のない祖父に現われたのであるから、いよいよもって不思議である。若し深い信仰によるならば、他にもまだまだ沢山の奇跡が実現するであろう。昔のキリストや日本の黒住宗忠翁などは、その生前沢山の奇跡を行なっていられる。後進の私たちも励まねばならぬ。
毎号紫雲誌上に連載して来た「紫雲荘夜話」は、紫雲誌の文章中最も読みやすく、また最も読者に喜ばれたものであるが、いま読み返して見ると、それほどでもないと考えられるものもあって、汗顔の至りであるが、紫雲誌の読者の皆さんから度々希望されていた「紫雲荘夜話」の出版が、ともかく右の如く「信仰百話」と題し、大間さんの清浄願によって、実現することになったのを喜びたい。多くの夜話の中で私自身に一番感銘深いのは「未開人の道徳心」と「南洋孤島の楽園」の二文である。未開人即野蛮人と思われがちな彼等未開人の、道徳心の高いことを思うにつけ、世の文明人を以て誇る国人たちの道徳心の低いことが、殊に省みられる。これは従来の文明の進路が間違っているからであると信ずるが、それらの点はまた別の機会に述べることにする。著者
昭和四十二年十二月
【目次】
序文
罪人から善人へ
未開人の道徳心
過食をせぬこと東女史の料理の話
自己満足の人
難局を突破した人
事業好転の一話
持参金一億円の花嫁
口きかぬ人
聖者の涙
食物を択ぶこと
蠅と蜘蛛
呉清源氏と藤沢八段
南洋孤島の楽園
行き詰まって店じまいの場合
不眠性の夫人へ
或る病者との問答
暗い話―明るい話
不幸のうらに幸運あり
或る米人の日本人観
よかったと有難かったとの違い
鄭成功と呉鳳
徳川家康の遺訓
貧乏性の人
信仰のいろいろ
腹を立てたらどうなる
事業に行き詰まれる人へ
尻始末の話
長命の話
神様のソロバン
光明の輝き
繁栄の近道
明るい人生観
信仰と健康
愚痴を離る
因果応報
夏山の息吹き
泥熊の発心美談(二)
道徳とさとり
賞金を断わる
赤い教師の運命
妊娠中絶のこと
新工夫——新着想
感謝行と幸福
鳥獣も命を惜しむ
大学出にはない人物
幸福への近道
主人公主人公
青年と命がけ
忠言を聴く
若き日の夢
人は神である
泥熊の発心美談(一)
治療以前——医者以前
開経偈の解釈
庄松の戒め
生活のうるおい
親を恨むなかれ
誠とは何か
謙遜の徳
先ず感謝せよ
被害者の反省
水を拝む
型を破れ
釈迦と外道
気敗けするな
縁ある人
薬は毒である
順礼の一行は「まんだら」である
人間はなぜ苦しむか
大いに笑いましょう
苦難を味方と思え
生命力の充実
親鸞と宗忠
人間と殺生
報恩難
私の健康法
老人ほど若い
損失を拝め
第二の人生
病気と薬について
苦を楽にせよ
正直ということ
善事に努めぬ人
盗まれたカバン
春夏の草木
阿弥陀経について
次元の高い風格
天災の予知
病気の栄養
後妻美談
心しだい
ガン対策見当違い
卒業生諸君に告ぐ
遠難せぬために
高言を吐かぬこと
仇を拝む
五日間の写経
各宗団遍歴者
信仰とは何か
信仰百話刊行のことば
飯粒のこと
垢に感謝する
バチは当たるか
先祖のたたり
年のくれ
菩薩とは何か
老若入れ代わり
万物皆友
病気か病人か
名医と凡医
自由と自在
繁栄に輝く毎朝の祈り
信仰百話刊行のことば 大間文子