<内容>
ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調作品125「合唱付」
1942年3月22-24日 旧フィルハーモニー・ザールにおけるベルリン・フィル演奏会の実況録音です。
この録音のオリジナル・テープは結局ロシアから戻っては来ませんでした(SFB に戻ってきたのは第2楽章のみ)。現在、おそらくメロディア社の倉庫に眠っているか、あるいは摩耗して使用不可の状態になっていると思われます。
日本ではメロディア、プリメロディアの各種LPから「板起こし」していろいろな CD がすでに発売されていますが、それらをレーベル毎に分類して見ると
VSG (GOST表示なし) Venezia, DELTA, Grand Slam, Mythos
青聖火 (Side1,2 5289-56 Side3,4 5289-61) オーパス蔵
ピンク61 (5289-61) ARIA-CD
リガ (5289-61) (復刻盤なし)
ピンク68 (5289-68) Serenade, GREEN DOOR
黄レーベル (5289-73) (復刻盤なし)
といった具合です。
AKKORD 盤は各種メロディア、プリメロディア盤のなかで唯一全4面にGOST番号が 5289-56 と明記されているもので、おそらくこの録音の最初期の LP 盤と推定されます。私の知る限るまだ一度も CD にも CD-R にも復刻されたことがありませんが、状態のよいAKKORD 盤の入手が困難なためと思われます。
この CD-R はかなり保存状態のよい AKKORD レーベル盤(GOST5289-56、マトリクス番号は 2-1/2-1/2-3 )からハイレゾ規格(24ビット、96kHz)で復刻しCD規格にダウンコンヴァートしたものです。なお、元の音質を損なわないためにハード的にもソフト的にもノイズ処理を全く行っていませんので、古い LP 盤におなじみの表面ノイズ、プチプチノイズは混入していますが、十分に最初期盤の音を楽しむことができます。
<CD-Rの状態>
新品ですが微細な傷音、LP 特有の微小ノイズ等に敏感な方は入札をお避け下さい。この盤の歴史的価値を評価して下さる方の入札をお待ちします。基本的にノークレーム・ノーリターンでお願いします。
<ケースおよび付属品>
標準プラケース(10 mm 厚)に入れてお送りします。解説書等付属品は何もありません。トラック・リストのみ付いています。
<発送について>
ご入金確認の翌日、クリックポストで発送いたします。他の方法をご希望であれば、対応いたします。