UNRELEASED FERFORMANCES
MILES DAVIS
BUD POWELL
ART TATUM
A
1.Tune Up
2.Royal Garden Blues (Walkin')
3.No Blues
B
1.Lullaby of Birdland
2.I've Got You Under My Skin
3.Hallelujah
4.Flying on the Piano
5.Would You Like to Take a Walk
6.You Go to My Head
7.Where or When / Blues on Down
A-1,A-2
Miles Davis (tp) John Coltrane (ts) Red Garland (p) Paul Chambers (b)
Philly Joe Jones (ds)
Rec-1956
A-3
Miles Davis (tp) Wayne Shorter (ts) Herbie Hancock (p) Ron Carter (b)
Tony Williams (ds)
Rec-1964
B-1~B-3
Bud Powell (p) George Duvivier (b) Art Taylor (ds)
Rec-1957
B-4~B-7
Art Tatum (p) Unknown (g→exceptB-7) Unknown (b→exceptB-7)
Rec-Unknown
貴重音源「アンリリースド・パフォーマンス」。
マイルスにバド・パウエル、アート・テイタムの3組が収録されたオムニバス仕様。
殆どの音源が公開収録時のものと思われます。
マイルス・デイヴィスの3曲は新旧クインテットの二つのセットが収録されており興味深い内容です。
A-1,A-2は「Bandstand USA」という番組のラジオ収録です。脂ののった時期のマイルスとコルトレーンが記録されており演奏はホットです。ガーランド、チェンバース、フィリー・ジョーという最強の布陣がバック・アップ。
変わってA-3の「No Blues」は64年の音源で、NBC-TVの「The Steve Allen Tonight Show」でのパフォーマンス。こちらのメンバーも垂涎のクインテット。ショーターが唸りハンコックが叩きトニー・ウィリアムスが暴れると云うスリリングな展開。マイルスもバリバリ吹いています。非常にテンションの高い演奏。
バド・パウエルの3曲はバードランドの57年のライブで、イタリアのQueen Discというレーベルから同ライブの残りのテイク「Embraceable You」と「Un Poco Loco」の2曲を加えた全5曲でリリースされているようです。メンバー紹介のアナウンスから始まる3曲はパウエルの唸り声とともに奏されるなかなかパワフルな一品でノリも良くアート・テイラーの小気味良いリズムも最高なものばかりです。
テイタム・トリオは3曲(B-4~B-6)がピアノ&ギター&ベースで構成されており、やはりナレーションからスタートします。テイタム特有の流麗なタッチは健在。ベーシストにスラム・スチュワート(Slam Stewart)、ギタリストにエヴェレット・バークスデール(Everett Barksdale)が参加か?