御存知!名手Jan Akkerman/Phil Collins/故John Wetton/Steve Hackett等参加 名手故Peter Banks 傑作1st「Two Sides of Peter Banks」 日本独自リマスター紙ジャケット仕様限定盤 未開封新品でございます。
日本独自リマスターでございますが日本特有の高音中心で幾分杓子定規的な感のあるものでございますが、非常に良心的な音質となっております。
内容は言わずもがな。
ラインナップは名手揃い。
故Peter Banks(G、Key、当時Flash、ex-Yes)、Jan Akkerman(G、当時Focus)、Phil Collins(Ds(4曲)、当時Genesis、後にBrand X)、Ray Bennett(B(5曲)、当時Flash)、Mike Hough(Ds(1曲のみ)、当時Flash)、
一曲のみSteve Hackett(G、当時Genesis、後にGTR)、故John Wetton(B、当時King Crimson、ex-Mogul Thrash、後にRoxy Music、Uriah Heep、U.K.、Wishbone Ash、Asia、Wetton/Manzanera他)となります。
故Peter Banksによるプロデュースでございますが、エンジニアがGeoff Young(Emerson,Lake & Palmer、Flash、Gentle Giant、Dick Hectall-Smith等)で、アシスタント・エンジニアがかのPaul Northfield(後にRush等手掛ける)。
録音の有り方が非常に興味深いものがございます。
Yes解雇後にBlodwyn Pigsに参加(短期間にて解散)、セッション参加での活動後に”Flash”を結成という故名手Peter Banks。
”Yes”で成し得なかった自身の音楽性を実現する為の”Flash”結成ではあったもののColin Carter/Ray Bennettが音楽的主導権を握り、忸怩たる思いをしていた時期に制作された感のある作品の感がございます。
名手Jan Akkermanとの共演を軸に制作された感がございますが、音楽性はプログレッシヴ・ロックというよりは英国ジャズ/ロック/クロスオーヴァー系。
そもそもこの時代、プログレッシヴ・ロック系や英国ジャズ/ロック/クロスオーヴァー系の面々がそれぞれの活動休止期に様々な組み合わせでライヴ・セッション活動を繰り広げていた模様。
その人脈から生まれた作品群の一つの感がございます。
(そのジャズ/ロック/クロスオーヴァー系人脈側から登場したのがかの”Brand X”でございます。
後にPeter Banksが結成する幻のバンド”Empire”にも絡む英国ジャズ/ロック/クロスオーヴァー系人脈が興味深いものでございます)
そもそも”Yes”在籍時に自発的な演奏や音楽性をバンドに求めていた故Peter Banks。
ジャズ/ロック/クロスオーヴァー系のみならず、HR的な要素や初期Yesにもあったカントリー/トラッド系の要素を生かした音楽性で演奏主体で自発的な演奏を中心とした音楽性の拡大を目指した感のある作品でございます。
後にLarry Coryell & Steve Khanというアメリカ・ジャズ/フュージョン系名手組を代表にギター・デュオ作の傑作が多々登場する事となりますが、それに通じる音楽性の面もございます。
Peter Banksは今作の出来に自信を深めた感があり、”Flash”の商業的失速や音楽性の主導権を巡る確執から脱退を決意する事となります.............................
その後、Peter Banksは”Zox & the Radar Boys”をPhil Colins等と結成しライヴ活動を行い、更には人脈を生かして自身のリーダーバンド”Empire”を結成。
されど契約は得られず、紆余曲折後に再びRay Bennettとプロジェクトを立ち上げるものの短期間で終了。
暫しセッション活動に勤しむものの、その後シーンから長い間姿を消す事となります.........................
現在では入手が困難。この機会に是非。
注:発送方法は変更になる場合がございます。宜しく御願い致します。