THE DEREK TRUCKS BAND - REDONDO BEACH 1999 SOUNDBOARD(2CDR)
Club Caprice, Redondo Beach, CA, USA 29th & 30th May 1999 STEREO SBD
『THE DEREK TRUCKS BAND』『OUT OF THE MADNESS』を畳みかけ、ツアー活動も本格化してきた1999年のTHE DEREK TRUCKS BAND。そんな右肩上がりの勢いを脳みそに流し込んでくれるサウンドボード・アルバムが登場です。
そんな本作に収められているのは同会場の2連続公演。「1999年5月29日/30日レドンドビーチ公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。THE DEREK TRUCKS BANDのステージ・デビューは1991年にまで遡りますが、ツアー活動が本格化したのは『OUT OF THE MADNESS』リリース後のことでした。良い機会でもありますので、そんな当時の活動概要を振り返りつつ、本作のポジションにも迫ってみましょう。
●1998年
・1月11日ー5月21日:北米#1(21公演)
・7月10日ー9月11日:北米#2(9公演)
《10月20日『OUT OF THE MADNESS』発売》
・10月31日:アトランタ公演
・11月27日ー12月31日:北米#3(9公演)
●1999年
・1月14日ー7月15日:北米#4(51公演)←★ココ★
・8月11日ー18日:北米#5(5公演)
・9月11日ー10月23日:北米#6(9公演)
・11月17日ー12月31日:北米#7(14公演)
【新発掘されたミックス卓直結の大元DATマスター】
これが1998年/1999年のデレク・トラックス。それまでは年間十数回だったライヴが一気に増量。特に1999年は、現在のTEDESCHI TRUCKS BANDと同レベルの約80公演規模にまで膨れあがりました。そんな中で本作のレドンドビーチ公演が行われたのは「北米#4」。その40公演目/41公演目にあたるコンサートでした。この2公演は連日でありながら意味が少々異なり、「5月29日」公演がフルセットなのに対し、「5月30日」はJOHN MAYALL AND THE BLUESBREAKERSのオープニング。本作は、その両者をカップリングした2枚組なのです。
そんな2公演を伝える本作は、ミックス卓直結系の銘品。実のところ、「5月29日」分のサウンドボードは以前から知られていたのですが、数曲カットされた不完全版マスターが元になっており、「1994年」と間違ったクレジットされていました。それに対し、本作はミックス卓で録音された大元DATからダイレクトに起こされた銘品です。
そのアップグレードぶりは質/量の両面で圧倒的。「5月29日」分も約87分に及ぶ完全版ですし、サウンドもダビング痕も皆無な究極ジェネ。もちろん、翌日「5月30日」分も同時発掘された大元DAT起こしでして、クオリティも同一。ムキ出しの生演奏が無加工・無修正のまま脳髄に流し込まれる快感盤なのです。
【膨大なカバー曲を繰り出す2公演の完全ライヴアルバム】
そんな大元マスター・サウンドで描かれるのは、バラエティ豊かなレパートリーが繰り出される灼熱のブルースロック。『THE DEREK TRUCKS BAND』『OUT OF THE MADNESS』も多彩なカバー曲が詰まっていましたが、ライヴではさらに拡大。ここで、2公演まとめて整理しておきましょう。
●アルバム曲(5曲+5曲)
・デレク・トラックス・バンド:Naima[ジョン・コルトレーン]/Mr. P.C.[ジョン・コルトレーン]/555 Lake(★)/Footprints[ウェイン・ショーター]/Egg 15
・アウト・オブ・ザ・マッドネス:Good Morning Little Schoolgirl[サニー・ボーイ・ウィリアムソン]/Ain't That Loving You[ボビー・ブランド]/Preachin' Blues[サン・ハウス](★)/Alright]/44 Blues[ルーズヴェルト・サイクス]
●その他(8曲)
・Yield Not To Temptation[ボビー・ブランド](★)/The Chicken[ジェームス・ブラウン]/Rasta Man Chant/Tutu[マイルス・デイヴィス]/Travelin' South[アルバート・コリンズ]/Amazing Grace/Cissy Strut[THE METERS]/Afro-Blue[モンゴ・サンタマリア]
※注:[ ]内はカバー元のオリジナル・アーティスト。「★」印は2音源両方で演奏している曲。
……と、このようになっています。2公演で被っているのは3曲のみ。「Rasta Man Chant」や「Afro-Blue」のように『SOUL SERENADE』に収録された曲もありますが、それ以外にも様々な名曲カバーがひっきりなしに披露される。現在のTEDESCHI TRUCKS BANDへと受け継がれる最強ライヴバンドの萌芽はすでに始まっていたわけです。
『THE DEREK TRUCKS BAND』『OUT OF THE MADNESS』を濃縮還元し、ステージテンションで爆上げしたような極上のライヴアルバムです。極上の大元DATサウンドで2公演を丸ごと楽しめる決定盤。どうぞ、思う存分お楽しみください。
★「1999年5月29日/30日レドンドビーチ公演」のステレオ・サウンドボード録音。ミックス卓で録音された大元DATからダイレクトに起こされた銘品で、ムキ出しの生演奏が無加工・無修正のまま脳髄に流し込まれる快感盤。『THE DEREK TRUCKS BAND』『OUT OF THE MADNESS』をステージテンションで爆上げし、さらに多彩なカバーも山盛りした極上のライヴアルバムです。
Club Caprice, Redondo Beach, CA, USA 29th May 1999
Disc:1 (67:49)
1. Yield Not To Temptation
2. The Chicken
3. Good Morning Little Schoolgirl
4. Naima
5. Ain't That Lovin' You
6. Rastaman Chant
7. Preachin' Blues
8. Mr. PC
9. 555 Lake
10. Tutu
11. Footprints
12. Alright
Disc:2 (56:43)
1. Traveling South
2. crowd - band intros
3. 44 Blues
Club Caprice, Redondo Beach, CA, USA 30th May 1999
4. MC Intro
5. Amazing Grace
6. Egg 15
7. Preachin' Blues
8. Cissy Strut
9. 555 Lake
10. band intros
11. Yield Not To Temptation
12. Afro-Blue
Derek Trucks - guitar
Bill McKay - keyboards
Todd Smallie - bass
Yonrico Scott - drums, vocals
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
Uxbridge 2711