中国特種切手「工芸美術」(5枚セット)をお譲りいたします。
記号:T.29
発行日:1978年8月26日
発行機関:中華人民共和国郵電部(現在の中国郵政)
中国の伝統的な工芸美術をテーマとした特種切手で、各地に伝わる代表的な工芸作品が精緻な図案で描かれています。
文化大革命後の文化復興期を象徴する、美術性の高い切手です。
中国美術・工芸関連テーマのコレクションにも適したアイテムです。
切手1(左上)は「三脚羊提壺(陶器) 」という作品の図案になります。。
この陶製の三脚羊形の提壺は、小羊が三本の脚で立っているにもかかわらず、欠けた印象はまったくなく、むしろ胸を張って堂々と立つ姿が非常に生き生きと感じられます。とりわけ、小羊の彎曲した長い角はそのまま提壺の取っ手として用いられており、発想が巧みで、独創性に富んだ意匠となっています。
切手2(右上)は「小猫頭(刺繍)」という作品の図案になります。
この刺繍作品の子猫は、現代の蘇州刺繍師・顧文霞の手によるものです。耳を立て、鋭い目で前方を見つめ、毛はふわふわで柔らかく、ひげまで精緻に表現され、生き生きとして愛らしい姿をしています。
切手3(左下)は「綠花提籃(編織)」という作品の図案になります。
この編み製品の緑花提籃(かご)や、首を伸ばして鳴く雄鶏の形をした箱は、造形が美しく、生き生きとした表情を備えており、日常生活で実際に使われる実用品であると同時に、見る者に独特の美的な楽しみを与えてくれます。
切手4(中下)は「大獅子(布玩具)」という作品の図案になります。
この布製の大きな獅子は、目を大きく見開き、口を開けて、色とりどりの大きな刺繍毬を楽しそうに転がしています。体つきは雄々しく、表情はどこかおどけていて、子どもらしい愛らしさにあふれています。
切手5(右下)は「犀牛(漆器)」という作品の図案になります。
この犀牛をかたどった漆器は、たくましい体躯をもち、全体に艶やかな光沢を帯びており、力強い美しさを感じさせます。
本切手は発行後、多くの収集家に好評でした。本セットの切手は印刷が非常に精美で、印刷上の変異は確認されていません。
しかし、「大獅子(布玩具)」切手の中には、一部「赤色抜け」や「色ずれ」といった大きな印刷エラーが発見されています。
こちらは実際使用済みの当時物になります。「小猫頭」の方は左下角の歯に少し欠損がありますが、詳細は画像にてご確認ください。ほかは当時物の使用済み品として概ねに良好な状態です。
NCNRでお願いいたします。
送料は普通郵便にて全国一律110円になります。匿名送付にも対応可能です。