名手Rick Fenn等参加 名手Rick Wakeman 希少なライヴ盤「Live at Hammersmith」国内盤中古。

名手Rick Fenn等参加 名手Rick Wakeman 希少なライヴ盤「Live at Hammersmith」国内盤中古。 收藏

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御存知!名手Rick Fenn等参加 名手Rick Wakeman 希少なライヴ盤「Live at Hammersmith」国内盤中古でございます。

盤共に非常に状態の良い中古でございますが、ジャケットに経年の劣化による黄ばみがございます。



内容は言わずもがな。


ラインナップは”Rick Wakeman & English Rock Ensemble”ではございますが、通好み裏方名手中心。


御存知!Rick Wakeman(Key、ex-Yes、The Strawbs、ABWH、Anderson/Wakeman、Wakeman with Wakeman、David Bowie/T-REX/Black Sabbath/Ozzy Osbourne等セッション他)、

Rick Fenn(G&b-Vo、ex-10CC、Nick Mason/Michael Mantraセッション他)、Tony Fernandez(Ds、後にWakeman with Wakeman他)、Gordon Neville(Vo&Per、ex-The Alan Bown Set)、Chas Cronk(B&b-Vo、ex-The Strawbs)

以上となります。


1985年5月9日英国ロンドン”Hammersmith Odeon”での実況録音からの抜粋となります。





名プロデューサーRoy Thomas Bakerを迎えYesの新作制作に向けての”Paris Session”が失敗、新作制作は仕切り直しとなります。


1980年3月Rick WakemanはJon Andersonと共に責任を取らされる形でYesを脱退する事となります。



その後Carl Palmerとの合流を目論むものの実現せず、その後は再び単独として制作活動に勤しむ事となります。



新たな契約を得て、1981年に近未来の悲惨な監視社会を描いたかのジョージ・オーウェル著”1984”を基としたコンセプト作”1984”を制作。

以前程ではないにせよ成功を英国で収める事となります。


されどプログレッシヴ・ロック受難の時代八十年代に突入。Rick Wakemanの作風にシーンの関心が急激に薄れていく事となります.................



その後音楽番組”Gastank”を故Tony Ashtonと共に担当。そして映画・イベント等のサントラ盤制作を自身のソロ作と共に制作を行っていく事となります。



その後レコード会社を移籍。



時代性を強く意識し音楽性のコンパクト化を進め、今作にて結成した新ラインナップにて(John Alcockをエンジニアに迎え)新作”Silent Night”を制作リリースする事となります。

それに伴いツアーを企画する事となりますが、作品は内容に反してセールス不振。


会場規模を縮小しツアーに臨む................................という経緯がございます......................................





さて今作。



米国”Capital Radio”用に録音された放送用ラジオ音源を基に選曲、John Alcock(Rick Wakeman”Silent Night”、初期Steve Hackett作品を手掛ける)がミキシングを担当となります。



ライヴ録音によるオリジナル作品制作はございましたが、ライヴ盤制作はこれが初となります。


残念ながらRick Wakemanの音楽性に音楽シーンの関心が非常に薄れていた時期という事や契約履行の関係上制作された感が強い事が玉に瑕、でございますが非常に良い出来。



初期全盛期三大傑作の抜粋4曲のみでコンパクト具合が時代に合わせた感の有るものではございますが、凝縮感のある中々のもの。

(......とは言え、長いものではございますが........)


またRick Wakemanの使用機材がディジタル・キーボード中心へと移行した事から来るアレンジ変更が窺えるもので、興味深いものでもございます。



またRick Wakemanのバックバンドたる”English Rock Ensemble”ではございますが、キャリア組という事が有り演奏・アンサンブルは非常に引き締まったもの。

プログレッシヴ・ロック不遇の時代とは言えど、中々の出来でございます。



分野違いとも言えるRick Fennの奮戦振りに注目が当たりますが、Chas Cronk/Tony Fernandezリズム隊のタイトさも中々のもの。


また、Chas CronkとRick Wakemanとの共演は”The Strawbs”以来となるもので、興味深くも当時の時代背景を垣間見る感がございます................


(Rick Fenn曰くは「このアルバムは知らない」との事。何らかのビジネス・トラブルがあった感がございます.............Rick Fenn本人の許可なくリリースの感も......)



Rick Fenn/Chas Cronkを中心としたコーラス・ワークも聴きものでございます................................








今音源含めた”Silent Night”ツアーはワールド・ツアーとして精力的に行われますが、動員は芳しいものではないもの。


ツアー後は経済的問題にも苛まれる事となり、バンドは解体となります...............................






その後、Rick Wakemanは当時の音楽シーンで大きく注目を浴びていた”New Age Music(環境音楽)”に接近。



そもそもテクノ/アート系やプログレッシヴ・ロック系から派生した感のある音楽ジャンルではございますが、Peter Baumann(ex-Tangeline Dream)が設立した”Private Music”と契約。


劇伴音楽制作と並行し秀作を制作していく事となり、時代の変化を待つ事となります.............................






現在では入手困難。この機会に是非。


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