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シングルカソード動作と自己バイアスとする事で6c33c特有の動作不安定や立ち上がり時のアンバランス電流によるカソード損傷やスパーク、加熱暴走、トランス焼損を防止して安心して音楽を鑑賞できるアンプを目指して製作しました。
過去にPP含め6台ほど6c33シングルカソード自己バイアスアンプは製作しております。
電源トランス MS-250(中古品)
チョーク MC-5-250(中古品)
出力トランス LIST製(新品) CS100カットコア 650Ω
木枠はマホガニー色ニス、天板は粉体サンドベージュ塗装です。
素人塗装です。
電源トランスとチョークを除き全ての部品と真空管は新品、または新品からエージングした物を使用しています。
部品もコンデンサ類はニチコンMUSE、日ケミKXJ50ミリ仕様など高性能部品を使用しています。
スイッチ、ボリューム類もコスモス、日本開閉器、ミヤマなど一流品です。
出力は6c33cとしては大変に軽い100mAしか流していませんので数ワットといった所だと思います。
爆音を望まなければ一般家庭では十分な出力と思います。
初段はEF86を5結で使用しています。
LIST製カットコア出力トランスと相まって輪郭のハッキリした明瞭な音質です。
低音も十分な量感と締まりを持っています。
試聴スピーカーのうちの一組にあえてスーパースワン(FE108S仕様の速いスワンです)を使っていますが上手く鳴らしてくれました。
ダメなアンプですと低音ボワボワで中高音カーカーキンキンで聴けたシロモノではないスピーカーです。
電源スイッチ横の2つの小さなスイッチは各々の6c33cカソード(ヒーター)の選択スイッチで右に倒せば管内右側の左に倒せば管内左側のヒーターが点灯します。
点灯していない側が事実上の放熱器として働きますので更に安心な動作となります。
同時点灯はしません。
切り替えは必ず電源オフで行ってください。
電源はシリコンダイオードとダンパー管12GK17のハイブリッド整流でゆっくり立ち上がります。
シングルカソード動作なのでドカンとB電圧をかけても良いのですがゆっくり立ち上がりは真空管にも優しく良いと思います。
6c33cに必須の数分間のヒーター予熱も必要ありません。
自己バイアス抵抗は2.5wの発熱に対し40wの余裕を持たせてありますので今の季節でしたらホッカイロ程度の発熱しかしません。
6c33c軽く使ってもとても良い音のする真空管です。
ダブルカソードの固定や半固定バイアスで電流計と睨めっこしながら20wを絞り出すのも良いかと思いますが夏場は1時間も聴くと怖くなってくると思います。
私はリラックスして音楽を楽しみたい派でアンプと格闘したい派ではありませんので毎度このようなアンプを製作しています。
サイズは515x265x185mm
出力端子は4、8、16Ωです。
シングルカソードにより内部抵抗が上がっていますので8Ωスピーカーは4Ω端子に繋いで見かけの整合を取るのが良いかと思います。
ゆうパック着払いにて発送いたします。
前作のオールタンゴよりもややスピード感ある音に仕上がっていると思います。
決してうるさい音ではありません。
外観も出力トランスの色と天板の色がうまく調和しているように思います。
四隅の長ナットは付属しますボルトをねじ込んで裏返しの整備時にトランスを浮かせる為の物です。
4ミリねじですのでねじを支点に反転すると簡単に曲がってしまいますので整備の際はしっかり手で支え空中で反転させて垂直に静かにテーブルに置くようにしてください。(5枚目画像)
(2026年 4月 6日 20時 17分 追加)本体の高さを205mmに訂正します。
脚の高さを加えていませんでした。
尚こちらのアンプの回路図はございませんのでご了承ください。
回路図=実体配線のようになっておりトリッキーな配線はしていませんのでアンプいじりの出来る方なら目で追って分かるように部品交換も簡単に出来るように配線しています。
(2026年 4月 10日 23時 24分 追加)私は日中はジャズを聴き深夜はクラシックを聴いている事が多いのですが小音量でも音痩せしないので深夜の鑑賞が多い方にも良いかと思います。