五十嵐威暢が学生時代から描いていた動物のイラストレーションのゾウがオーナメントになりました。
彼の創作活動の原点ともいえる動物イラストレーションは、1973年東京のギャラリーフジエでの初個展にて
アルミやアクリル、布にシルクスクリーン印刷された大判作品で発表し、会期中に完売となるほどの好評を得ました。

なかでも特に愛着があった丸みを帯びたおおらかなゾウのイラストレーションをオーナメントとして再現。
平面グラフィックを「極めて」美しい造形にするにあたっては困難が多く一時は断念されましたが、
精度の高い加工技術をもつ栗原精機と出会い、美しい形のゾウが誕生しました。
絶妙にエッジの効いたライン。平面的で、なめらかで、無駄を極限まで削ぎ落とした美しいゾウ。
細部まで美しさにこだわったこのゾウからは独特の存在感や温かみを感じ取ることができます。

サイズはS・M・Lの3種類。こちらのLサイズはひとつで飾ってもオブジェとしての存在感があります。
主張をしずぎないので空間に調和しやすく、また複数で飾ってもひとつで飾っても素敵。
また風水では、ゾウは「安定」「信頼」の象徴として位置付けられており、縁起が良く
きれいな化粧箱付きですのでギフトにもおすすめですよ。

五十嵐 威暢　Takenobu Igarashi
彫刻家、デザイナー。アクソノメトリック（透視）図法によるニューヨーク近代美術館（MoMA）のカレンダー、
立体アルファベット、OUNやYMDのプロダクト等、デザイナーとして世界的な評価を受けている。
1994年、彫刻家に転身。様々な素材でパブリックアート作品を制作。現在は多摩美術大学名誉教授。