東京ゲームショウ2003 公式ガイドブック
210mm × 280mm 98ページ カラー
社団法人コンピューターエンターテイメント協会 CESA
日経 BP 社
冊子の状態は概ね良好ですが、年数が経っているため僅かに日焼け色褪せ、表紙に傷があります。
【概要】
2003年9月26日〜28日に幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2003」の会場で配布された公式パンフレットです。プレイステーション2(PS2)が全盛期を迎え、オンラインゲームの黎明期でもあった当時の空気感をそのまま伝える、歴史的価値のある一冊です。
テーマ:「遊び心が世界を変える」
開催日:2003年9月26日(ビジネスデイ)、27・28日(一般公開)
当時のCESA(コンピュータエンターテインメント協会)主催イベントの雰囲気が漂う、幾何学的でサイバーなデザインです。
「GAME AWARDS FUTURE」の投票案内があり、当時の期待の新作を知る手がかりになります。
会場マップ(中面)
業界再編前のブース配置:
「ナムコ」と「バンダイ」がまだ別々のブース(※経営統合は2005年)。
「セガ」と「サミー」も別ブース(※経営統合は2004年)。
「コナミ」「ハドソン」「元気」がコナミグループとして巨大ブースを展開。
PCオンラインゲームスタジアム:韓国系MMORPGなどが日本で流行し始めた時期を象徴するエリアが確認できます。
出展社INDEXには、現在では存在しない会社や統合された会社の名前も多数並んでおり、資料的価値が高いです。
【こんな方におすすめ】
2000年代初頭のゲーム史に関心がある方
当時の東京ゲームショウに参加された方の思い出の品として
レトロゲーム関連の印刷物コレクターの方
補足情報
この2003年は、PS2が市場を席巻していた一方で、Xboxの日本参入(2002年)から間もない時期でもあります。また、ファイナルファンタジーXIなどの影響でオンラインゲームへの注目が一気に高まっていた転換期でもありました。マップ上の企業の並びを見るだけでも、当時の業界勢力図が一目でわかる資料となっています。