雅虎拍卖号：q1141739832

开始时间：06/23/2024 22:20:25

个 数：1

结束时间：06/30/2024 22:16:37

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出价次数：144

盛岡藩南部家伝来『相模国五郎入道正宗』鎌倉時代末期 本阿弥光久折紙 刀剣史上屈指の巨匠 相州伝最高峰の渾身作 本阿弥長識鞘書

正宗は刀匠の頂点に君臨する最上作中の最上作ともいえる、空前絶後唯一無二の刀匠です。
鎌倉時代後期に相模国の鎌倉で活躍し、相州伝を大成させ後世の刀匠に大きな影響を与えました。
そして現代でも多くの刀匠が正宗の再現に挑み続けています。現存する文化財名物も多く、
その知名度も圧倒的です。江戸時代の大名は家の格式を守る為にも正宗を所持するのに
必死なったとも伝わっています。現代においても愛刀家でなくても正宗は知っている
という人が大勢いるほど抜群の知名度を誇っています。天下三作とは名物三作とも呼ばれ
享保名物帳で相州正宗、郷義弘、藤四郎吉光の三人を挙げています。この三人は特に
豊臣秀吉が愛好した刀工であり現在に至るまで珍重されています。
この刀は鎬造、庵棟、身幅広く、重ねやや厚く、反り少し浅めにつき、切先は中切先が
延びごころとなり豪壮で如何にも武士好みの相州伝らしい刀姿をしていると思います。
鍛えは板目肌に所々大肌を交え、地沸が微塵によくついて、地景入り、相州伝らしい鍛えとなっています。
刃文はのたれを主体として、互の目などの刃が交じり、匂深く、沸がよくついて、足が入って、
金筋や砂流しが頻りに入って、湯走りかかり、匂口が明るく冴えています。帽子は乱れ込んで
沸がついて先は掃きかけています。茎は大磨上無銘です。本作は盛岡藩南部家に伝来した一振りです。
南部家は甲斐源氏の流れを汲んでおり元々は甲斐国南部郷を本拠としていました。建武の新政で
奥州に移り勢力を拡大、戦国時代には戦国大名として成功します。江戸時代には盛岡藩主となり
明治維新まで存続して伯爵となっています。日本を代表する名族の一つに挙げられています。
本阿弥家十六代目である光久の三百枚極めの折紙が付属しています。鞘書は明治初期の刀剣界を
けん引した本阿弥長識の鞘書で折紙がある事を書き、自身が研磨したという内容になっています。
東北を代表する名門大名家に伝わった相州伝最高峰である正宗極めの一振りであると思います。

長さ/67.9cm　反り/1.4cm
元幅/31.3mm 元重/6.7mm 先幅/21.3mm 先重/5.1mm 刀身のみの重量645g
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