展示即売会図録本 備前焼 伊勢崎淳展 作品集 写真集 作陶45周年 土と炎の輝き 人間国宝の岡山県重要無形文化財時代の作品
会期/2001年9月27日~10月3日
会場/近鉄百貨店あべの展
約25x24x0.5cm
36ページ
作品写真図版 フルカラー51点
※絶版
※当出品商品は、「図録本」のみです。やきもの作品ではありません。
わずか7日間という短い会期の上・会場限定・一部の顧客のみしか入手できないものです。
大変貴重な、展示即売会の販売図録・個展カタログ写真集・作品集。(価格表はありません)
伊勢崎淳は備前焼で岡山県重要無形文化財保持者・伊勢崎陽山の次男として生まれ、
1960年、兄の伊勢﨑満とともに、姑耶山古窯跡に中世の半地下式穴窯を復元。1966年、日本工芸会正会員。1978年、岡山大学特設美術科講師に就任。1998年、岡山県重要無形文化財保持者に認定。社団法人日本工芸会理事および日本工芸会中国支部幹事長に就任。
2004年9月2日、重要無形文化財保持者(人間国宝)認定。
茶陶を中心に、創意に豊んだ壷、皿、斬新な感覚のオブジェなど、
これまでの作陶45年仕事の集大成ともいうべき多彩な作品を集め、現代の備前焼の一つの流れを示す完成度の高い作品を一堂に展観。
全作品の寸法掲載、略歴、作家写真。
花入、茶入、水指、茶碗、建水、灰器などの茶道具、鉢、徳利、ぐい呑などの酒器まで写真図版51点。
発行部数も少なく、また、人気の高い作家のわりに、作品集や図録、関連書籍もほとんど無く、
コレクター、骨董品、茶道具、民藝等、愛好家必携の大変貴重な資料本。
【伊勢崎淳さんの個展に寄せて】より
備前焼を代表する作家の一人伊勢崎淳さんが、大阪・近鉄百貨店阿倍野店で作品展を開かれることになりました。伊勢崎さんは岡山大学教育学部・特設美術科で工芸美術を修められた後、名工と言われた父・陽山氏について本格的な作陶活動に入られました。以来、器類にとどまらず、壁面レリーフや立体オブジェにも手を広げられ、早くから「伝統の中の革新」を模索してこられました。
現在も、岡山県の重要無形文化財保持者・日本工芸会中国支部の幹事長という要職を務めながら、土と炎と情熱が創りなすものの可能性を、ひたすら追及しつづけておられます。
今回の発表は茶陶を中心に、創意に豊んだ壷、皿、斬新な感覚のオブジェなど、これまでの仕事の集大成ともいうべき多彩な作品が披露されます。現代の備前焼の一つの流れを示す完成度の高い作品を、多くの方々にご高覧いただくとともに、明日の備前焼を担うリーダーとしての伊勢崎さんのますますのご活躍を願ってやみません。
日本工芸会中国支部長 山陽新聞社社長 佐々木勝美
【ごあいさつ】
千年余の間、途絶えることなく土と炎の出会いにより生み出される日本美の原点・備前焼。伊勢崎淳先生は、伝統を貴びながらも壁面レリーフやモニュメントの制作活動に備前焼の可能性を追求し、常に新しい開拓分野を邁進しつづけておられます。
平成10年には、日本工芸会理事に就任されるとともに岡山県重要無形文化財認定の栄誉に輝かれました。
本展では、土を尊び、土の量感がフォルムにうつし出された壷、花生、大皿、茶碗、徳利、ぐい呑などを一堂に展覧いたします。ぜひ、御高覧賜りますよう、ご案内申しあげます。
【掲載作品】図録より一部抜粋 寸法記載
火襷長壺
窯変大壺
窯変長壺
窯変長壺
四方削花器
角壺
長角壺
大壺
壺
火襷長壺
広口花器
小壺 小
小壺 大
黒大皿
大皿
黒長方皿
長方皿
長方皿
瓢花生
三角花生
瓢花生
耳付花生
擂座花生
旅枕花生
四方削花生
黒角花生
黒角花生
角花生
蕪徳利
鶴首一輪生
らっきょ花生
茶碗 久田宗匠書付 銘「無事」
茶入 而妙斎宗匠書付 銘「不老川」
茶入 久田宗匠書付 銘「医王」
茶碗
黒茶碗
茶碗
黒茶碗
一重口水指 而妙斎宗匠書付 銘「渚」
耳付水指
擂座水指
輪花鉢
角皿 五客
徳利
徳利
徳利
酒呑 ぐい呑
酒呑 ぐい呑
酒呑 ぐい呑
酒呑 ぐい呑
酒呑 ぐい呑