まさに名品、松風製による非常に珍しいアール・ヌーヴォー様式の見事な花瓶です。
深みのある青緑釉を地に、可憐に、そして凛と咲き誇る花文が盛り上げ釉下彩によって施され、流麗な有機的曲線美が当時の美意識を色濃く映し出しています。
また純銀、シルバーによる装飾が被せられ、釉下彩と金属装飾が渾然一体となった、格調高い意匠が印象的です。
釉下彩は、明治時代に新たに導入された、素地に直接絵付けを施してから焼成する高度な技法で、
焼成による発色の変化が大きく、当時から非常に難しい技法とされてきました。
本作では洋絵の具が用いられており、和絵の具に比べ焼成前後の色変化が少なく、豊かな色数と繊細な濃淡表現が可能であるという特性が、見事に生かされています。
難易度の高い釉下彩技法が見事に結実した希少な作例であり、濃淡の美しさと幻想的な佇まいは、京都が誇る名窯・松風磁器ならではのものと言えます。
銀の装飾は、類を見ない作例であり、より立体感を生み、いかに特別な作品であるかが伺えます。
高台には松風の確かな染付銘があり、さらにアメリカでコレクションされていた当時の紙ラベルも残されており、長年にわたり欧米にて大切に受け継がれてきたことも伺えます。
本作は欧米への輸出を目的として制作された作品と考えられ、日本陶芸の高い技術力・日本的感性と、西洋アール・ヌーヴォーの融合を今に伝える逸品です。
陶芸史においても重要な時代ある松風製の花瓶であることを本物保証いたします。
(時代)
明治ー大正時代
(状態)
総じて良好です。
古いものゆえ時代変化はご了承ください。
(寸法)
口径外径約9.5cm
最大高さ21.5cm
最大横15cm
総重量1108g
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