
1940~50年代のWestern Electricブラックエナメル単線と網線でシールディングしたシールドワイヤーです。
サーキットでも特に配線交換の効果が高いジャック部の配線を交換する事によって手軽に音質向上とシールディングが出来ます。
Western Electricは単線で非常にクリアーで上から下まで出力してくれますが、クリアーな音質が故に出力の低いビンテージタイプのシングルと合わせるとクリアー過ぎる感じになりがちです。しかし単線を2本拠り合わせる事によって拠り線のニュアンスも得る事が出来ます。
拠り合わせた単線にノイズ対策として効果の高い網線を合わせてあります。
※仕様※
トグルスイッチ スイッチクラフト(インチサイズ)
配線
フロントピックアップ側
Western Electric2本依り合わせ
リアピックアップ側
クロスワイヤー
トグルスイッチからボリュームポットまでは約32cm
トグルスイッチからジャックまで
ギブソン純正1芯シールドワイヤー
トグルスイッチからジャックまでは約42cm
レスポールのフロント側の輪郭がボヤけてこもりがちな音質をWestern Electricの単線で抜け改善
リアは固くなり過ぎないクロスワイヤーです。
トグルスイッチからジャックまでは特にノイズの影響を受けやすいのでギブソン王道の1芯シールドワイヤーを使用しています。
また配線全体に更に網線でシールディングを行う事によって音質を向上させつつノイズに強い構造となっています。
ギブソン純正はもちろん国産レスポールにもお勧めです。国産レスポールの場合トグルスイッチをスイッチクラフトに変えると動作の安定だけで無く、耐久性も飛躍的にアップします。
配線交換はトグルスイッチからボディ内部を通る穴の大きさによってはピックアップから外す必要があります。
またコントロールキャビティに半田コテを入れて作業する必要があります。
周りを焦がしてしまわないよう注意して下さい。
作業に自信の無い方はプロに交換を依頼して下さい。
※写真は加工制作分で使い回しです。
ジャックは付属しません。