○商品
猪俣佐登留(訳)、誠信書房(発行)、昭和31(1956)年7月1日第一刷発行(初版)、316ページ、定価480円(当時)
原題:Field Theory in Social Science, selected theoretical papers, by Kurt Lewin, edited by Dorwin Cartwright, (c) 1951,by Harper & Brothers.
○目次より
まえがき
序言
1 心理学における定式化と進歩(1940) 15
2 場の理論における構成概念(1944) 43
3 “一定時における場”の定義(1943) 56
4 場の理論と学習(1942) 73
5 退行、後もどりおよび発達(1941) 95
6 場の理論と社会心理学における実験(1939) 131
7 社会心理学における研究法の問題(1943~44) 155
8 心理学的生態学(1943) 170
9 集団力学の開拓線(1947) 188
10 全体自体の函数としての行動と発達(1946) 230
文献
あとがき
原著に関する正誤表
人名索引
事項索引
○著者紹介より
Kurt Lewin(クルト・レヴィン)
1890年ドイツ生まれ。1909~1914年ベルリン大学にて研鑽、学位を得、1927~1933年同大学員外教授、次いで正教授にすすむ。1936年より米国アイオワ大学で特に児童心理を担当し、1945年マサチュセッツ工科大学に招かれてグループ・ダイナミクス研究センタアを主宰した。1947年没。主著は本書の他に「パアソナリティの力動説」「トポロギー心理学の原理」「心理学的力の概念的表現と測定」「社会的葛藤の解決」。
○状態
60年以上前の古本ですが良い状態です。数ページにわたりボールペンによる傍線、書込み、折れがあります。本体全体に焼け、天部に埃汚れがあります。心理学における「場」と集団力動に関するレヴィン氏の代表作――希少な初版本をお譲り致します。
社会科学における場の理論 (増補版) クルト・レヴィン/〔著〕 猪股佐登留/訳