【 世界No.1 】
1976年にダックホーン夫妻により設立された「ダックホーン」は、
ナパ・ヴァレーの中心部、セント・ヘレナに位置するワイナリー。
『ナパ・メルロと言えばダック・ホーン』
『ダック・ホーンと言えばナパ・メルロ』
と言われる程に、ナパ・メルロの可能性を全世界に知らしめた立役者であり、
ナパ・ヴァレーが誇るメルロの第一人者です。
創立当時、メルロはブレンド用の補助品種として使用することが多く、
メルロ主体のワインはごくごく僅かでした。
ダックホーンがメルロにこだわりを持つきっかけとなったのは1977年。
自らボルドー右岸の銘醸地「サンテミリオン」と「ポムロル」を視察し、
メルロのワインが持つ柔軟さ、色合い、潜在能力に魅了されたことが始まりです。以降、
ダックホーンはメルロの可能性を追求し大きな成功を手にします。
2009年に行われた米国オバマ氏の大統領就任式にはダックホーンが提供されました。
2010年には、その年を代表するワイン
(ワイン&スピリッツ誌のワイナリー・オブ・ザ・イヤー)
にも選出。
2013年、東京で行われた「新旧世界のメルロ比較ブラインド・テイスティング」では、
旧世界がシャトー・ペトリュスだったのに対し、
新世界はダック・ホーンのメルロが選ばれるなど
世界のトップ・ワインとしての評価を確立しています。また2017年には、この
「スリー・パームス・ヴィンヤード」2014年が
2017年のワイン・スペクテイター・トップ100で 世界1位
( Wine of the Year ) を獲得しました。
『世界No.1メルロ』
の称号を不動のモノとしたのです。
過去に遡ってみるとメルロ品種でTOP100第1位に輝いたのは
世界で僅かに2本のみ。
それほどの快挙を達成したのがこのダック・ホーンです。
当時ワイン・スペクテーターでは、ワイン映画「サイドウェイ」によりピノノワール・ブームが訪れてメルロの存在が霞んでしまっていたことを挙げ、
『カリフォルニアで最上級のメルロを造ることができると十分に証明する1本である』
とメルロ・ブームの再来を予見するコメントを発表していました。
さらにデキャンタ誌は、
『世界が認める有名メルロ6本(World Famas Merlot)』の中に
「ペトリュス」
「マッセート」(イタリア最高峰メルロ)
と並んで、この
「ダック・ホーン」を選出しています。
2019年は、ナパ・ヴァレーのグレート・ヴィンテージ。
申し分のない栽培環境が確実な開花と結実につながり、ぶどうの完全な成熟に必要な時間は十分にありました。
安定した天候と穏やかな気温に恵まれ、素晴らしい生育条件が整った秀逸年です。
熟成は27年の登り盛り。
ここから更なる飛躍を遂げていく段階にあります。
専門誌評価も圧巻の一言で
ワイン・レビュー・オンライン 96点
ジェームズ・サッカリング 95点
ワイン・スペクター 94点
を獲得。
ダック・ホーンのこだわりは、一般的なメルロの常識とは一線を画した栽培方法にも伺えます。
秀逸なメルロを造ろうとすると、誰もが豊かな「粘土層地質」に畑を買い入れることを想像しますが、彼らはより個性の際立つワインが造れると考え、
あえて岩の多い「沖積層」を選びました。
ナパ・ヴァレーに7つの畑を所有し、それぞれの畑は土壌や地形、ミクロクリマ、気候が異なります。
東西南北に広く点在する畑で栽培した良質なメルロは、各テロワールの個性とフィネスをしっかりと映し出します。
公表されるセパージュは、
メルロ 92%
カベルネ・ソーヴィニヨン 6%
マルベック 1%
カベルネ・フラン 1%
明るいルビーの色調、ラズベリーやプラム等豊かな果実のアロマが立ち昇ります。
滑らかなタンニンは心地よく、クローヴやショコラの風味が余韻に香ります。
ナパ・ヴァレーのテロワールが表現された洗練の1本です。