IDE/SATAのHDDコピー/消去に特化した機器です。
2.5/3.5インチのIDE/SATAのコピー/消去の動作確認済みです。
特に、
・IDEのHDDをコピーするならIDEケーブルを直結できる本機
・比較的古いSATA(SATA I)のHDDをコピーするなら比較的価格の安い本機
がいいと思います。
逆に、
・SATAのSSDにコピーしたいのならSSDに対応した後継機(KD25/35HSPROなど)
・比較的新しいSATAのHDDをコピーしたいのなら新規格(SATA II)に対応した後継機(KD25/35HSPROなど)
がいいと思います。
【製品内容】
□KD25/35PRO本体（ファームウェアのバージョンアップ済み）
□USB2.0ケーブル
□2.5インチPATA(IDE) HDD用フラットケーブル×2
□3.5インチPATA(IDE) HDD用フラットケーブル×2
□SATAケーブル×2
□SATA電源ケーブル×2
□専用ACアダプター
□専用ACケーブル
□専用マット×1（2枚中1枚欠品）
□eSATAケーブル（欠品）
□取扱説明書（欠品）
□純正梱包箱（欠品）
【特長】
■PCなしでHDDのコピー作成や、データ消去が可能！
■PCに接続して外付けHDDとして使用可能！
■4種類のHDD{2.5インチPATA(IDE)、3.5インチPATA(IDE)、2.5SATA、3.5SATA}を接続可能
■LCDパネルで操作状況が一目で分かる！
■エラースキップ機能付き！
■最大コピースピード70MB/sec
■ スピンアップディレイ機能搭載（Disk2は電源ONから10秒後にスピンアップします）※OPTIONで変更可能
■ Windows/Macintosh以外のHDDもコピー可能（コピーしたHDDから起動できるかはOSによります）
【製品仕様】
型番：KD25/35PRO
商品名：これdo台Professional
ホスト インターフェイス：SATA1.0a（eSATA接続）/USB Rev2.0（Bコネクタ）
デバイス インターフェイス：SATA1.0a/E-IDE（PIO-0〜UDMA-6)
PC接続コネクタ形状：USB(Bタイプ)／eSATA
重量：約360g
寸法：W146xD102xH25.4mm
温度、湿度：温度5〜35度 湿度20〜80％（結露無き事、接続するPCの動作範囲内である事）
【対応HDD】
3.5インチ・2.5インチのPATA(IDE)あるいはSATA HDD
【PCと接続していない場合に選択できるモード】
DISK COPY：ディスクコピー
PARTITION COPY：パーティションコピー
DISK COPY TEST：ディスクコピーテスト
DISK COMPARE：ディスクコンペア
PARTITION COMPARE：パーティションコンペア
VERIFY CHECK：ベリファイチェック
DISK CHECK：ディスクチェック
SEEK TEST：シークテスト
DATA ERASE 00x1：データイレース00x1
DATA ERASE NSA：データイレースNSA
OPTIONS：オプション
TO DEVICE MODE：PCに接続しない状態でPC接続モードに切り替えます
POWER OFF：パワーオフ、選択すると電源を切ります
【PCと接続（USBないしeSATA）している場合に選択できるモード】
STANDART：スタンダードモード
MIRROR：ミラーモード
COMBINE：コンバインモード
【コピーモード】
DISK 1 に接続したHDDをDISK 2 に接続したHDDにコピーします。
スタンドアロンモード各処理の説明
コピーはセクタサイズを基準に行われるため、HDDの使用領域の大小に関わらずHDDの容量分の時間がかかります。
用途によって2種類のコピーモードが選択可能です。
・DISK COPY
DISK1のデータを全てDISK2にコピーします。
処理される領域の範囲はDISK1の容量までです。
DISK2の容量がDISK1の容量より少ない場合は、DISK2の容量までの処理が行われます。
例：100GBのDiskを60GBにコピーした場合、60GB分のデータだけがコピーされます。
コピー元のデータ容量が、コピー先のHDD容量を超えて、全てコピーできない場合は警告が表示されます。
・PARTITION COPY
DISK1のMBR情報を読み取って、MBRに定義してある容量だけのコピーを行います。
DISK2のディスクの容量が、DISK1のMBR情報で定義された容量より少ない場合は、DISK2の容量までの処理が行われます。
コピー元のデータ容量が、コピー先のHDD容量を超えて、全てコピーできない場合は警告が表示されます。
・DISK COPY TEST
このモードはCOPYを行う前に部分的にコピーを実行し、予めコピーにかかる時間、平均転送速度を予測するものです。
【コンペアモード】
接続したHDDの内容が同一かを比較チェックします。
異なる容量のHDDを接続した場合、小さい方のHDDの容量分までしか比較されません。
コンペアはセクタサイズを基準に行われるため、HDDの使用領域の大小に関わらずHDDの容量分の時間がかかります。
用途によって2種類のコンペアモードを選択できます。
・DISK COMPARE
2台のディスクのコンペアを行います。
コンペアの行われる領域は、同じ容量のディスクなら全容量、異なる容量のディスクであれば、容量の小さい方のディスクの領域までとなります。
Diskの容量が異なる場合は警告が表示されます。
・PARTITION COMPARE
DISK1に接続したHDDのMBRを読み取って、MBRに定義された領域のみコンペアを行います。
DISK2のディスクの容量が、DISK1のMBR情報で定義された容量より少ない場合は、DISK2の容量までの処理が行われます。
Diskの容量が異なる場合は警告が表示されます。
【ディスクチェックモード】
接続したHDDをベリファイチェックします。
スタンドアロンモード各処理の説明
2台のHDDを同時に接続可能です。
接続するディスクが1台のみの場合は、必ずDISK1に接続してご利用ください。
用途に合わせて2種類のチェックモードが選択できます。
・VERIFY CHECK
ディスクに対してベリファイチェックを行います。
・DISK CHECK
ディスクに対してベリファイチェックを行い、エラーが発生したセクタに対して、ダミーデータを書き込むことによって正常化を図ります。
【シークテストモード】
本機のDISK2ポートに接続したHDDに対して、フルストロークのシークテストを行います。
シークテストはヘッドの機械的な故障が無いかのテストです。
このテストは終了がありません。POWER/STARTボタンを押して終了しない限りテストをし続けます。
【データイレースモード】
接続したHDDのデータを消去します。
2台のHDDを同時に接続可能です。
接続するディスクが1台のみの場合は、必ずDISK1に接続してご利用ください。
用途に合わせて2種類の消去モードが選択できます。
・DATA ERASE 00x1
接続したディスクの全セクタに00データを書き込みます。
・DATA ERASE NSA
接続したディスクにNSA仕様でのワイプを実施します。
NSA仕様：ランダムデータを2回全セクタに書き込んだ後、00データを書き込みます。
トータルで3回の書き込みが行われます。
【スタンドアロンモードのオプション設定】
PCに接続しない状態（スタンドアロンモード）で電源を入れ、ダイヤルキーで[OPTIONS]を選択し、POWER/STARTボタンを押します。
オプション項目はダイヤルキーで選択、POWER/STRTボタンで決定します。
■BUZZER
ダイヤルやボタン操作、動作時のブザー音のオンオフを行います。
ON:ブザーON(出荷時)
OFF:ブザーOFF
■MAX XFER MODE
スタンドアロンモード時の最大転送速度設定を行います。
実際の転送速度は接続したHDDや処理によって異なります。あくまで最大転送速度設定であることにご注意ください。
UltraDMAの設定はPATA接続時のみ有効です。SATA HDD接続時は150MB/s固定となります。
転送速度設定をPIOにした場合は、SATA接続ディスクにも適用されます。
[設定のヒント]
最近のUItraDMAに対応したHDDは最大のUDMA-6で特に問題ありませんが、古いUItraDMAに対応していないHDD等を使用する場合等、設定する必要があります。
UDMA-6 133MB/s(出荷時) ～ PIO-0 3MB/sまで18段階
■AUTO SKIP
エラー発生時に、エラーの発生したセクタを自動的にスキップするかを設定します。
[設定のヒント]
ディスクに物理障害が発生した場合で、一部の正常なデータだけでもコピーを試す場合等に有効です。
読めないセクタは全てスキップされます。
ON:有効
OFF:無効(出荷時)
■RETRY COUNT
エラー発生時にリトライする回数を指定します。
ここで指定した回数のリトライ処理を行ってなおエラーが発生する場合は、処理が停止します。
[設定のヒント]
RETRY COUNT OFF設定は、1～99に設定した場合と挙動が異なります。詳しくはマニュアルの『RETRY COUNTをOFFにした場合どうなりますか?』を参照してください。
OFF～99まで(出荷時設定5)
■TIMEOUT RETRY
デバイス応答タイムアウト時にリトライするかを指定します。
[設定のヒント]
通常HDDからの応答が無くなった場合はHDDに何らかの障害が発生している可能性が高いのでそのまま処理を中止すべきですが、この設定で再度応答を試みることが出来ます。
ON:有効
OFF:無効(出荷時)
■CRC ERRAR RETRY
CRCエラー発生時に自動でリトライするかを設定します。
OFFにするとCRCエラー発生時に処理を停止し、入力待ちになります。
ON:有効(出荷時)
OFF:無効
■AUTO SHUTDOWN
処理終了時に自動的に電源が切るかを指定します。
無効にした場合、終了時に自動的に電源が切れずPOWER/STARTボタンを押す事で電源が切れます。
電源が切れるまでに処理時間、処理容量、平均速度を表示します。
[設定のヒント]
どのくらいの時間がかかったかを知りたい場合は無効にしておくと、後で確認することが出来ます。
ON:有効(出荷時)
OFF:無効
■TIMEOUT PERIOD
デバイス応答がタイムアウトするまでの時間を指定します。
0に設定した場合はタイムアウトせずにHDDを待ち続けます。
0～20までの範囲(出荷時設定10)
■SPIN UP GAP TIME
DISK1とDISK2が回転を始める際のディレイ時間を指定します。
大電力を要求するHDDを接続した場合、一度に電力負荷がかからないようにするための設定なので通常は変更しないでください。
Auto(1～30)までの時間(出荷時設定10)
■SCROLL SPEED
エラー表示のスクロールスピードを変更します。
1～10の範囲(出荷時設定3)
■BUZZER MODE
ブザーの音色を指定します。
CLASSIC
CUTE
HAPPY
の3種類から指定(出荷時設定CLASSIC)
■PETURN TO MENU
処理選択メニューに戻ります。
■SET TO DEFAULT
出荷時設定に戻します。
■VERSION
バージョンを表示します。
;)
