▼商品名
絵唐津茶碗 桃山時代 「奥高麗」展(根津)出展品同手 箱特注品(中込アリ)
▼商品説明
伝世の桃山時代の絵唐津茶碗です。
やきものの王様と呼ばれる「古唐津」の完成期、慶長の終わり頃の作例だと思われます。一般に沓形茶碗と呼ばれ、「へうげもの」で知られる桃山時代の茶人、古田織部の影響を受けたものと推察されます。
秀吉による朝鮮出兵(慶長の役)の際、日本に連れてこられた人々により始まったとされる唐津焼。徳川幕府成立後に朝鮮人陶工の多くは帰国し、古唐津は和様化を果たしたことで完成期を迎えました。その時期に活躍した人物が古田織部であったことから、この作品もそうした古唐津完成期の逸品といえるでしょう。
写真最後にあるのは、根津美術館で開催された「謎解き奥高麗茶碗」展に出品された奥高麗茶碗「寝待月」。こちらと同様の沓形茶碗であり、共に珍しい作例となっています。
箱は遠州流系の茶人のものとなっており、定家様の美しい字で書かれています。また箱内側も茶碗に沿う形となっており、中込もございます。茶人(数寄者)の手による特注品であることは間違いございません。
永きに渡り愛玩され続けたお茶碗です。
ご入札心よりお待ちしております。
▼大きさ(およそ)
23×11×7(cm)
以下お読みいただき、入札をお待ちしています。
【商品の状態】
時代によるスレ、経年劣化などが見受けられますが、本体自体には問題はなく全体的に良好な状態です。
【注意事項 】掲載内容に関しまして、ご自身で判断された上で入札をお願いいたします。真摯な対応を心がけておりますので、最後まで安心してお取引くださいませ。ご入札お待ちしております。
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