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LUXMAN CDプレーヤー D-500X s 定評のあるフィリップスメカ、電源は入りますがTOCを読みません。メーカー修理可能?かと。リモコン取説付き。
ワンオーナー、リモコン未使用、アナログレコードがメインのオーナーでしたから、CDプレーヤーの使用頻度は少なかったと思います。
LUXMAN D-500X's
¥350,000(1990年8月発売)
トップローディング方式を採用した CDプレイヤー。
D-500X'sにはフロントローディング方式を採用しています。これによりトレイなどの不安定な構造体を排除すると共に、ディスク取り出し用の凹部も乱気流の発生を防ぐ形状とし、不要振動の要因を根本から排除しています。
さらに、このローディング部全体をフローティング構造としたうえ、強固なベースに取り付けることで外部振動にも極めて強いメカニズムを実現しています。こうした振動対策によってトレース性能が飛躍的に向上しています。
ピックアップメカニズムにはフィリップス社製CDM-3メカニズムを採用しています。
このピックアップは支点の明確なダイキャスト製スイングアームで、パンタグラフ形状によって常にディスクと垂直にトレースするフォーカス機構をダイキャストフレームにマウントしています。また、サイドビームからの影響を排した1ビーム方式によって光学的にも優れた性能を確保しています。
D/A変換部には抵抗ラダー型DACを採用しています。
高精度なDACと4倍オーバーサンプリングによるグリッジの少ない 出力波形を、自然な低次アナログフィルターのみで処理することで、歪感の無い音楽再生を可能にしています。
電源部には100VAクラスの強力な電源トランスを搭載しています。そのうえでDAC-アナログ アンプ部/デコーダー部/操作部/表示部/アクセサリー部の5系統の巻線を分離し、それぞれが単独でレギュレーターを備える完全独立電源構成としています。
特にアナログ部用の電源は、トランス内部の巻線から静電シールドを施し、徹底的なクリーン化を図っています。
シャーシ部は徹底した無共振・無振動化が施されています。
まず、全体の形状をくさび型とすることで固有振動やねじれを追放しており、外部からの様々な振動モードに対しても極めて高い安定性を確保しています。また、主要メカニズム部にはガラス繊維入り強化プラスチック、重量級アルミトップパネル、サイドウッドなどの剛性と耐振性に優れ、かつ振動モードの異なる材質を用いることで共振や振動を抑えています。
さらに内部構造は、メカニズム部・電源部と信号系を分割した二重底板設計や重厚なトップパネルを組み合わせることによって高剛性・無共振化・無振動化を追及しています。
フロントパネルには必要最小限のキーを簡潔にレイアウトしており、多機能ワイヤレスリモコンとあいまって操作性の向上を図っています。
それぞれのキーは独自のフェイスフルタッチとなっており、軽い感触ながらカチッとした確実な切換え感が得られます。
プログラム機能にはFTSを採用しており、一度記憶したプログラムはパワーON/OFFに関わらず何度でも呼び出すことができます。さらに、ディスクにして合計137枚のメモリー(1枚/5曲メモリー時)が可能です。
ボリュームには音質を重視してメカニカル電動ボリュームを採用しています。
音量レベルはロータリーインジケーターで確認できます。
表示系にはノイズ発生の少ないFL(蛍光表示管)を採用しています。
さらに、表示部専用の独立電源や、フェライトコアによるラインフィルターなどによってノイズ対策が施されています。
出力端子はデジタル 出力1系統と、固定/可変の2系統アナログ出力を搭載しています。
ピュアフォーカスコンデンサーやRMA抵抗、新開発のオリジナルパーツである音質対策電解コンデンサーや銅筒入り銅箔スチロールコンデンサーなどを随所に使用しています。また、回路基板には銅箔70ミクロンで回路抵抗の極めて少ない基板を採用しています。
さらに、銅製ヒートシンクや強固な電源トランス用マウントベース、DAC上に厚い銅板を貼るなど、徹底した振動対策が講じられています。
音に影響を与える部分にPC-OCC無酸素銅線を採用しています。
シャーシ全面に銅メッキが施されています。