「的中あんどん」の使用法とメリット。
看的所の担当は○×表示板操作の後、最終的に的の矢を確認して記録担当に的中数を伝えておられると思います。
その際には札を使ったり手を挙げて○×表示板との正否を伝えたり、道場ごとに方法は異なると思いますが、
札を使ったりされている道場ではこの「的中あんどん」を的前に置く事により看的板の一射ごとの○×表示とは別に、
的中数を記録係りに円滑に通知できると思います。
また、引き揚げた際には、積み重ねることで看的所に置いても場所を取らず邪魔になりません。
よくあるのは「的中行灯」を置く際、単に看的所の○×表示に合わせて置いていくだけの事例があります。
○×表示板を参考にすることなく、実際に的と矢を見て的中を確認してから「的中行灯」の数字を記録係りに見えやすいように
次の立が目に入っても落ち着いて走らずあわてず正対して置いてください。
看的所の○×表示と「的中行灯」の表示が異なる場合は、直近で確認した「的中行灯」の表示が正解なので
看的所の○×表示板の方を修正します。
何でこんなもの造ったか
自分の道場では札を使っていましたがめくってセットするのが手間なのと一人で両手を使っても二的表示しかできなく
省力化の為に代わりの物の依頼を受けて最初にワンセット製作しまた。
その後だんだんこうしたほうが良かったんじゃないかと頼まれもしないのに勝手に試作を何度も繰り返してしまいました。
また、シールや本体に不安のあった耐候性も夏の炎天下や,冬、雨天等に半年以上晒したままでも問題ない事を
確認し、もし必要とされる道場があれば何とか他人様にも使ってもらっても良いかなと思える納得のレベルに達したかな~、
お役に立てればな~という 本当に軽い気持ちで出品してみました。
送料等を含めて廉価にするため組立キットにしています。
組み立てには道場に一人や二人は必ずいる器用な人がチャレンジしてください。
造り方は99%がシール張りです、見た目はしょぼくちゃっちいですがけっこう細かく神経を使う長時間の作業になります。
作業手順書通りに最初は造ってみてください。
最近は既製品で本体の代用ができる商品が出回っていますので 別出品の数字シールのみ購入して使用するのも
組立の手間が省けて安価で楽かもしれません。
ハンドメイドはそれなりに技術・労力・気力・根気・が要求されます。