
ワーグナー 楽劇 ジークフリート 未開封 DVD 廃盤 ポラスキ トレレーヴェン シュトルックマン クラーク カンネン ド ビリー クプファー リセウ歌劇場 2004年
クプファーのリング ジークフリート 2004年のリセウ歌劇場の録画です。1988年からのバイロイト版を改訂したものがベルリン歌劇場版で、そのプロダクションをそのままバルセロナに移した舞台がこれなのだそうです。元々のバイロイトの舞台にしても 何年もの間に大きく手が加わった事は確実でしょうし、更に改訂を経ての充実振りは 演出も歌手も整って行き届いて、全てが完成形なのだろうと納得がいきました。クプファーの代名詞の様に言われる “照明” は 全般に活躍が見られて、ここでは特にエルダの場面が印象的でした。衣装こそ “近現代” に移してはいるものの “読み替え” はほぼ無く、原作ストーリーのままに劇が進行する事が何よりですし、人物の重厚感が失われていないのが素晴らしいと思いました。この曲は 全体に “筋ウリ” 的な性格のあり、加えて “大蛇” “小鳥” “火の山”が出たりなど 少々 “絵本” 的色彩もあり 視覚化は結構難しい曲だと感じます。ここでも 時代や世界を少しだけ調整した感があり、“長編”の演出の難しさが窺えました。
歌手も大物揃いで これ程の顔合せはほぼ 絶後だと感じます。中でもクラークのミーメは演技 歌唱共にタイトルロール級で やはり秀逸でした。この役がジークフリートの“裏焼”である事が良く分かる名演で、歴代のミーメが長く活躍し重用される理由が、これを観ても充分に理解出来ました。シュトルックマンの“さすらい人”も素敵な存在感です。三幕など格が高く 正に“神々の長”で 颯爽として“威風あたりを払う”感があり 高い評判がおおいに納得出来ます。ポラスキは 最後だけ登場して“場をさらう” いわば “儲け役” を見事に 儲けていた印象。ベテランの至芸を感じさせました。“ナリ”が素敵なエルダは 声がリリック過ぎて 神秘感希薄。ジークフリートは おそらくキャリア後期で、鍛冶屋の場面など セットの所為もあり 大きめの町工場の職人の様に見えてチョット具合が悪いのですが、若干の疲れ感を感じさせながらも相応の舞台振りは ベテランなりの見事さだと感じました。
指揮は 全体に軽快ながら 緩急も効いて良いバランスだと思いました。“指揮界”も完全に世代交代した事を感じさせます。スペインのオケは 若干危なっかしい箇所はあるものの 明るめのトーンは 指揮に似合いで、これまた現代の“風”なのだと感じます。
大道具にしろ 衣装にしろ 大変にゴージャスで 薄っぺら感は皆無ですし、演出 歌手 舞台 と条件の揃ったオペラは やはり魅力が絶大です。“神々の黄昏”に比べて 少しだけ変化に乏しいきらいがあるこの曲としては、近年の出来だと改めて感じました。まだご覧にならない方には 是非とも とお薦め致します。
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オスカー・ゴットリープ・ブラー OSKAR GOTTLIEB BLARR DANZIGER ORGELMUSIK DES 16-18 JAHRHUNDERTS
(CD) Solidarity_Ep (Strike_First_2004)