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運動処方入門: どんな運動を、どんな頻度で、どのくらい行えばいいのか? 自分に適した運動を見つけ
望ましい健康を維持するためには適度な運動が必要なことは周知の通り。自分に合った適度な運動を見つけるための「運動の種目」「運動の強さ」「運動時間」「運動頻度」の決め方を論理的にわかりやすく解説する。
「健康のための運動」「適度な運動」とはいったいどんなものをいうのか。本書では、このテーマに答えるために「どんな運動を」「どの程度の強さで」「1回に何分くらい」「どのくらいの頻度で」行えばよいのか(=運動処方)について、わかりやすくまとめている。
目次
運動処方とは?―身体特性と目的に合った運動内容を決めること
運動の備えるべき条件―安全性と有効性の両面を満たす
安全限界と有効限界―「この範囲内なら」という安全で有効な領域を知る
一般原則と個別性の区別―「適正」さは個別的なもの、非健常者の処方は厳密に
運動処方の手順―運動負荷検査で上限を把握、再検査で絶えずフォロー
運動の強度と量の表わし方―共通して適用できる指標を用いる
心拍数と酸素摂取量からとらえる運動強度―最大酸素摂取時の何%の心拍数か、その値から運動強度を求める
ATからとらえる安全な運動強度―ATを安全限界とし、身体能力に合わせて加減する
効果面からみた適正運動強度―一般的には50%VO2max以上が必要、それ以下でも維持効果はある
1回に何分運動すればよいか?―心肺機能に有効な刺激を与えるには20分以上は必要
1週間に何回運動すればよいか?
コンディショニング