拍卖号：m1164622747

开始时间：11/26/2025 23:05:48

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结束时间：11/27/2025 21:05:25

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 室町時代に製作された舞楽面の陵王面だと思います。陵王は、羅陵王(らりょうおう)または蘭陵王(らんりょうおう)ともいいます。舞楽の中でも最も多く上演されていたため、面の遺品も全国に広く分布しています。曲は一説に、中国・北斉の武勇の王、蘭陵王長恭が、余りの美男子であったために、怪異な面をつけて戦いに出陣したことに由来するといわれています。
 本品は、陶製ですが、壁飾りではなく、舞楽で実用されたものと思われます。重さを軽減するために、顔に大きな2個の穴を開けています。陵王面は、頭上に龍を載せています。鎌倉時代の陵王面の龍は、恐ろしげな感じですが、本品の龍は、退化して可愛いくなり、カエルの様になっています。龍の目玉は玉眼で白玉を埋め込んでいます。鎌倉時代の陵王面は顎が外れてお椀をぶら下げている感じですが、本品では、顎は面と一体となっています。しかし、顎の下に碗の高台のようなものが彫刻され、昔の名残を残しています。
 本品は、陶製の面に漆を掛け、その上から顔料で装飾していたように思います。

【サイズ】
縦26cm 横19cm 奥行15cm

【その他】
漆や顔料が所々、剥がれています。打ちキズで粘土が削れている部分があります。

【入札前に必ずお読みください】
・本品は古美術ですので経年に伴う汚れの他、写真では捉えきれていない傷や割れや直し等がある場合もございます。その様な個所は出来るだけ現状を伝えるように努力はしておりますが、当方での見落としがありうる場合もゼロではございません。この点を理由とした返品は遠慮頂いています事、ご理解の上ご入札ください。気になる箇所がある場合は事前の質問をお願いいたします。

・製作年代等の説明書きは、あくまでも当方(骨董収集歴30年以上)の個人的な見解に基づくものであって内容を保証するものではございません。見解の相違に基づく返品はお受けいたしかねますので疑問がある場合は入札をお控えいただきますようお願いいたします。