「煌びやかなピアノと極めてコンテンポラリーなサウンドに驚嘆する」 と、瀬川昌久氏(ジャズ評論家)を唸らせた期待の新人。

第7回ちぐさ賞グランプリ受賞者・松岡杏奈(p)のデビユーアルバム。クラシックとジャズの両方を同時進行的に勉強し、研鑽してきた異色のピアニストだ。NYのジュリアード音楽院でクラシックを学び、ジャズピアノはニュースクール大学ジャズ&コンテンポラリー科を名誉賞及び首席で卒業した逸材。在学中からステージだけでなく、地下鉄コンコースでの路上ライブでチップを稼ぎ、ホームレスがその曲に合わせてヒップホップを踊ってくれるなど、NYのサブカルチャーにも触れてきた。アルバムは全10中、彼女のオリジナル4曲、フュージョンを含むスタンダード6曲の構成は変化に富んで飽きさせない。ピアノスタイルはとても新人と思えないテクニックで、華やかで攻撃的、一切ためらいのないアドリブソロが聴きどころだ。演奏メンバーは木村俊介(b)、横山和明(ds)の他に、ゲストとしてSHUNSEI(as)、朝田拓馬(g)ら期待の若手が参加している。

【Member】
松岡杏奈 Anna Matsuoka, p/elp 1～10
木村俊介 Shunsuke Kimura, b 1～9
横山和明 Kazuaki Yokoyama, ds 1～9
SHUNSEI SHUNSEI, as 38
朝田拓馬 Takuma Asada, g 9

【Tracks】LPは1～5がA面、6～10がB面
収 録 曲
1 Hommage to Rachmaninov (5'10")(作曲:松岡杏奈)
2 Wonder Forest (5'00") (作曲:松岡杏奈)
3 Bolivia (4'35")(作曲Cedar Walton)
4 Humpty Dumpty (3'59")(作曲: Chick Corea)
5 Tea for One (4'04")(原曲Tea for Two作曲: Vincent Millie Youmans 編曲:松岡杏奈) 
A面 22'48'' 
6 Sparkles (4'31") (作曲:松岡杏奈)
7 Tour de Force (5'15") (作曲: Dizzy Gillespie)
8 Jazz Crimes (4'27")(作曲: Joshua Redman)
9 Better Days Ahead (5'18")(作曲: Pat Metheny)
10 Dear My Grandmother (3'12") (作曲:松岡杏奈) 
B面 22'43'' 
CD・LP 計45'31

第7回ちぐさ賞グランプリ受賞者・松岡杏奈(p)のデビユーアルバム。クラシックとジャズの両方を同時進行的に勉強し、研鑽してきた異色のピアニスト。ピアノスタイルはとても新人と思えないテクニックで、華やかで攻撃的、一切ためらいのないアドリブソロが聴きどころだ。 

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