名手Trevor Rabinのプロデュース・ワークが光る”Cinema”Yesの大傑作「Big Generator」日本独自リマスター紙ジャケ仕様限定盤 国内盤中古

名手Trevor Rabinのプロデュース・ワークが光る”Cinema”Yesの大傑作「Big Generator」日本独自リマスター紙ジャケ仕様限定盤 国内盤中古 收藏

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御存知!名手Trevor Rabin のプロデュース・ワークが光る ”Cinema”Yesの大傑作「Big Generater」 日本独自リマスター紙ジャケット仕様限定盤

 国内盤中古でございます。


盤共に非常に状態の良い中古でございますが、ジャケット裏帯側等に色褪せがございます。



日本独自リマスターでございますが、HDCD方式を採用したもの。

後のKing Crimsonのリマスターの有り方に影響を与えたものとして知られるものでございます。



現行のリマスターは制作当時に生じたノイズ等を処理したもので、ある種リミックス的で賛否両論を呼んだもの。

されどこちらの旧リマスターはオリジナルに沿うもの、アナログ盤的な音質を指向したもので非常に良心的でございます。





内容は言わずもがな。



ラインナップは名手揃い。

Trevor Rabin(G、Key、Vo)、故Chris Squire(B、Vo)、御存知!Jon Anderson(Vo)、Tony Kaye(Key、B-vo)、Alan White(Ds、Per、B-vo)となります。



そもそもこのバンド、基は”Yes”ではございません、”Cinema”でございます。そこがミソでございます。





Trevor Rabin曰く「とても大変な仕事だった.........」制作の模様でございます...........................................................................





賛否両論あれど、前作「90125」が驚愕の大ヒット。


色々あったとは言え、音楽性の立役者の一人でもあるTrevor Hornを再度起用、新作制作に乗り出したものではございますが.........................



音楽性に介入したがる(元メンバーでもございますし.......)Trevor Hornとバンド側が対立・降板となり制作が進められますが、

後任が聴覚を傷め更に降板。


そこで真打登場!Trevor Rabinでございます。



中心メンバーでもございますし、プロデューサーとしての経験も豊富、おまけにマルチ・ミュージシャン。

出てこないほうが不思議でございますが、摺った揉んだの末(編集でしょうね.....)完成したのが本作でございます。




前作にあった陰りや抒情性、テクノ/アート色が非常に薄まり、ロック色が強まった感がございます。


音楽性の中心はTrevor Rabinでございますが、前作の音楽性が「Yesじゃない!」と散々叩かれた事もあり、

「この人がYesである」との評価が強いJon Andersonの音楽個性に特化した感がございます。



されど、ここが問題。


Jon Andersonのソロ作にはかの名手リズム隊「Jack Bruce/Simon Phillips」を迎えど、出来た音楽は「Beach Boys」というものもございます。

(B-voがかの故Chris Rainbowですし...............)


ソロ作聴かないでバンドの音楽性に文句を言うファンが多い事も事実でございます。




Jon Andersonに特化したもののプログレ黄金期の叙情性は何処へやら?呆れ返る程非常に明るい楽曲が揃う事となります。

但し、驚くほど高品質ではございますが......................................................



余りにも下ネタ全開歌詞で「これではマズかろう......」とJon Andersonが歌詞を変更したもの(吉幾三さんの「雪国」みたいなものでしょうか........)や

横森良造系お笑いラテンミュージックで始まり、突然アンビエント系プログレになる(モノ好き音楽ファンが絶賛する)”I'm Running ”やら

興味深い楽曲が揃います。



前作の叙情性やテクノ系アート性が消えた分、タイトル曲に代表される非常に実験的なものが目立つもの。

それで高品質な上に良い意味での解り易さが加わるという不思議な作品でもございます。



ネタが多過ぎて音楽を纏めるのにとても苦労した、と言うのが前述の名手Trevor Rabinの発言なのでしょう.....................................




非常に高品質、演奏も抜群でございますが、前作とのギャップが激しい事もありセールスは不振。

責任を負うかの如くJon Andersonは脱退。



そしてプログレ黄金期の同僚で極度のジャズ好きで知られる名手コンビSteve Howe/Bill Brufordのプロジェクトにかの名手Rick Wakemanを引き連れ加入。



”Yes”の名称をよこせと揉め、出来ぬと「Anderson,Bruford,Wakeman,Howe」と名乗り、

一層ややこしいバンドの歴史を作り出す事となります.................................





今作、往年のファンからは「こんなもの、Yesじゃない!」云々と非難される始末。

Jon Anderson個性に音楽性を特化したものの、結局は同じ。




矢面に立たされたのはかの名手Trevor Rabin。

一番の貢献者なのに「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」と酷い扱い。何かねぇ.......ではございますが...................



Steve Howeもいないのに何を申すのか?とは囁かれておりましたが........................






この機会に是非。


 



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