使用方法
ブラシを温湯、水で柔らかくして、リンパの流れに沿って優しくソフトに肌を刺激します。
最初に洗顔を行います。洗顔後、タオル等で水分をふき取ってください。
次に、温湯でやわらかくしたブラシを使ってマッサージしてゆきます。
リンパの流れに沿って、マッサージを行うと効果的です。
マッサージの順番は、最初は眉間の間をマッサージします(図の1)。次におでこ(2)、眉(3)と進みます。その後、ほほ(4、5)、小鼻(6)とすすみ、あご(7)、首(8)までマッサージすれば完璧です。最後に、タオルでやさしくふき取れば終わりです。
毎日、短時間(1~3分でOKです)日常的に習慣つけることが大切です。
【注意点】
お肌の状態は個人差がありますので、マッサージは優しく、ソフトにして下さい。
マッサージ中にお肌に刺激が強いと判断された場合、中止してください。
※黄金色は毎日の使用で少しずつ薄くなり、約1ヶ月で色が落ちてしまいますが、効能期間は使用開始から約2~3ヶ月に成ります。
雪繭ブラシの注意点
シルクブラシの特徴として、一度使用すると形状に大きな型崩れがありますが不良品では御座いません。 これは糸の表面が温湯で溶け、乾くと糸表面がくっつきあうためです。
お手入れ方法
もともと生糸・絹糸はカビの生えにくい性質を持っていますが、ご使用後は水気を切り、なるべく風通しの良い場所で保管して下さい。
シルクのセリシンの成分が、乾いているときのゴワゴワ感の原因のひとつです。このため、使う時に温湯に浸す事で柔らかい状態になり、乾いた時のゴワゴワ感が薄れてくるのがセリシンの溶け出す量の目安となります。
フェイスブラシシリーズ・マッサージブラシ(ウェットタイプ)の場合
約2~3カ月でセリシンが薄くなりますので、ブラシ本来の用途としては交換時期になります。
その後は、手足の指などを洗うシルクブラシとして、お使いいただくことができます。
※「黄金洗顔ブラシ」は毎日の使用で色が少しずつ薄くなり、約1ヶ月で色がほぼ無くなりますが、 「うるおい成分(セシリン)」ではありませんので、そのままお使い下さい。
(約2~3カ月でセリシンが薄くなりますので、ブラシ本来の用途としては交換時期になります。)
マッサージブラシ(ドライタイプ、絹100ドライタイプ)の場合
型崩れいたしますが、そのままお使いいただけます。
シルクとは
2400年の昔から使い続けられている自然の恵み「シルク」。生糸を紡ぐ女工さんの手は透き通るように美しかった、と言われます。それは、繭に含まれる保湿成分『セリシン』が、生糸を溶かす廃液に流れ出ていたからです。
シルクの断面の顕微鏡写真
シルクは『フィブロイン』と、その外側を包む『セリシン』の2つのたんぱく質から構成されています。
『セリシン』は人体のコラーゲンと同じ作用(保湿力)を持っているといわれています。
『フィブロイン』は皮膚細胞生育促進効果(農林水産省によって検証)により、衰えたお肌を蘇らせる効果があるといわれています。
また、シルクは人の肌にもっとも近い組成を持っているため、肌に触れても安心して使用することができます。『雪繭』シリーズでは、このようなシルクの化学的な性質に注目して製品化に取り組んでおります。
雪繭シルクの秘密
雪繭のシルクと一般的なシルクの違い
一般に販売されているシルク製品の多くが『セリシン』か『フィブロイン』のどちらかしか入っていない物もあるといわれています。それは蚕が安定して手に入らないため、繭から作るのではなく、一旦製造された屑物や廃液を利用している場合があったからです。
※蚕は人間が手を介して初めて生きられる自然動物であり、現在衣類や化粧品の原料となっているシルクのほとんどが海外輸入によるものです。
『雪繭』は『安心・安全・高品質』な純国産の繭糸にこだわり、国産の繭を原料に、一つ一つ丁寧に日本の職人の技が作り上げました。持つ手にもなじみやすく、絹本来の肌触りの素晴らしさはもちろん、美肌にこだわる女性の為につくられた、純国産シルクの洗顔ブラシです。
トレーサビリティについて
国産のシルクであれば何でも良いのでしょうか?『雪繭』は違います。
雪繭は国産のシルクの中でも、しっかりした品質の良いものにこだわっています。
群馬県富岡産の繭を使い、群馬県碓氷製糸農業協同組合で糸になったシルクを使い雪繭は作られています。このため、繭から糸になるまでを管理した材料を使用しているので、雪繭の製品は、群馬県のシルクブランド協議会に認められて、トレーサビリティマークをつけることを許されております。
富岡シルクとは
『富岡製糸場と絹産業遺産群』は平成26年6月25日に世界遺産に登録されました。
群馬県富岡では古くから養蚕業が盛んでした。
明治維新の開国後、明治政府の殖産興業政策により、富岡の地に、日本発の官営模範器械製糸場が立てられました。明治5年に操業を開始して、民間への譲渡を経て、昭和62年3月まで生産を続けていました。操業停止後も大切に保存されております。
しかし、建物だけあっても、絹産業が衰退したのでは意味がありません。
そこで、富岡市では、平成20年5月に『富岡シルクブランド協議会』を設立し、富岡産の繭を使った優れた製品を生み出すべく活動しております。