全米で5000万ドル超えの興行収入を記録し、大ヒットしている、若き日のボブ・ディランをティモシー・シャラメが演じた映画
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』が、
2月28日に日本公開を迎える。
この作品の魅力を掘り下げるとともに、オールタイムの
音楽伝記映画の傑作50作を選出。
俳優がミュージシャンを演じることで生まれる、
映画と音楽の特有な関係について考える。
CONTENTS
傑作音楽伝記映画50
『名もなき者』を語る──これはボブ・ディランをカヴァーした映画なんだよ
(湯浅学×高田漣)
1960年代のボブ・ディラン──19~24歳までの歩みと、
その史実に添いすぎない映画の楽しみ(松永良平)
ポップ・アイコンとしてのボブ・ディラン──ティモシー・シャラメによって
映像化された官能性(岡村詩野)
グリニッチ・ヴィレッジの思い出(室矢憲治)
ボブ・ディランと映画(五十嵐正)
傑作音楽伝記映画50
(長谷川町蔵、池城美菜子、大鷹俊一、大森さわこ、小野島大、木津毅、
小松香里、柴崎祐二、高岡洋詞、高橋健太郎、原田和典、松村洋、
村尾泰郎、矢川俊介、安田謙一、渡辺亨)
特集 2025年はこれを聴け!
今年のトレンドを占う恒例企画、2025年版です。
一人の筆者の方に1ページをお任せ。2024年までの流れを踏まえ、
2025年に注目すべきシーンの解説と、そのテーマを理解するための
関連作品4タイトルを紹介していただきました。
今年注目の音楽シーン/アーティスト
(天井潤之介、岡村詩野、坂本哲哉、柴崎祐二、高橋健太郎、つやちゃん、
林剛、原雅明、原田尊志、松永良平、松山晋也、ムードマン、油納将志、
吉本秀純、渡辺亨)
パンダ・ベア──アニマル・コレクティヴのメンバーも全員参加した
最新ソロ・アルバム(清水祐也)
ザ・レモン・ツイッグス──
音楽ファンを童心に返らせるNYの兄弟が来日(土佐有明)
ニュー・スタンダード2020s──第61回 ケイジャン・ミュージック
(山口智男、岡村詩野、小川真一、早坂英貴、宗像明将、渡辺亨)
ダークサイド(小野島大)
『リック・ルービンの創作術』(長谷川町蔵)
Pot-pourri(小山守) moools(渡辺裕也)
ほか
◆状態:折れ、スレ、しわ、汚れ等無く未読同様 美品です。