◇商品状態：ユーズドA
コンディション説明：帯なし。カバーに軽度のスレキズ薄いヤケあり。本文書き込みありません、紙面良好。迅速丁寧に発送いたします。
参考コンディション
A：とても綺麗な状態、書き込み、マーカー、破れ等ない状態、カバーに多少のヤケ
B：綺麗な状態、多少の書き込み、マーカー線引がある、ページに多少のヤケがある
C：外見にヤケや破れがある、書き込み、マーカー、線引きがある、ページにヤケ
D：状態はよくない、書き込み、マーカー、線引き、破れがあるが購読が可能、付属品欠品
＊画像は実物をスキャンしたものです、光の加減により若干の色違いがございます。
◇商品情報
ISBN：9784907727314
著者：村尾 靖子
作品内容：その男性の心の中には忘れようとしても忘れられない最愛の妻と娘がいた。 例え、その先に辛い別れが待っていようとも、クラウディアはその男性を命がけで愛し守らずにはいられなかった。 半世紀以上も前に終わったはずの戦争はさらなる悲劇を生もうとしていた。 幼い頃から肉親を次々に失い、孤独と悲劇のどん底にあったロシア人女性、クラウディア。それでも彼女は生きることを、愛することを決して忘れなかった。 スパイ容疑で連行された日本人男性を信じ、愛することは当時のソ連邦（現ロシア）では限りなく困難なことだった。しかし、クラウディアは信じ、愛する日本人男性を守る道を選ぶ。正式に結婚し、夫婦として生活する二人をなおもソ連軍の恐怖が襲う。泥水をすすり、地べたを這うような生活の中でもクラウディアは愛すること、生きることを自らの拠り所とし、そして全うした。 クラウディアに会いたくて、私はロシアのプログレス村に飛んだ。 この世の中に、こんな女性がいたことが奇跡だと思えてならなかった。個人の力は微力だが、人間の愛の力の前には国境も国家権力も無力であると教えられたクラウディアとの出会いであった。 「他人の不幸の上に私だけの幸福を築き上げることはできません」。 クラウディアの言葉に多くの人々が涙を流した。この本を読んで感動し、クラウディアの生き方を知り、自分の人生も変わったと連日のように読者からのメッセージが届く。 生きることは愛すること、そんなクラウディアのメッセージが伝えたくて、この一冊をすべての世代の方々に贈ります。
出版社：海拓舎
出版日：20031001
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