御存じ! TNT 初期名作「Knights Of The New Thunder」「Tell No Tales」 リマスターSHM-CD紙ジャケット仕様限定盤国内盤 未開封新品でございます。
内容は言わずもがな。
前者は北欧メタルの名盤としてマニアに重宝された作品でございますが、ネオ・クラシカル色は非常に薄くジューダス・プリーストやNWOBHMに繋がる様な音楽性。
案外メジャー感のあるものでございます。
但し、ギタリストのロニー・ル・テクロが持つ様々な音楽的背景があり色々試してみたいという意向があったのでしょうか?それが結構見え隠れしている感がございます。
次作から顕著になる「かのQueenからの影響」も見受けられます。
音作りは安普請で作り上げた感があり、音楽性は高いものであるもののあか抜けないところがございます。
されど世界リリースに繋がった事が理解出来るメジャー感がある名作でございます。
後者は前作と打って変わりメタル色が後退し、コーラスやキーボードを効果的に生かした大仰で舞台芸術的な音楽性。
かのQueenに繋がる様な華やかで洗練されたものとなっております。
前作から加入のトニー・ハーネルもオペラティックなハイトーンを前面に、そして要のロニー・ル・テクロも洗練されたスタイルを確立。
双方とも個性を前面に打ち出しております。
バンドでは一番のセールスを誇る作品で最高傑作ではないか?と思う次第ではございますが、日本では次作「Intuition」を最高傑作とする方々が多い様に見受けられます。
当時は次作「Intuition」と共に「宝塚(歌劇団)の様な音楽」とも言われておりましたか..........女性ファンに熱狂的な人気を呼んだ理由なのかもしれません。
後のJ-POPに繋がる(J-POP側が参考にしたとか聞いた様な.....)メロディーセンスも.......
正直アルバム毎に音楽性が異なるバンドではございますが、ロニー・ル・テクロの音楽的気紛れさが生み出した名作ではないかと思う次第でございます。
現在はこのリマスター紙ジャケット仕様盤は入手が非常に困難の模様。この機会に是非。
注:配送方法は変更の場合がございます。宜しくお願い致します。