
気鋭の現役修復家による、やさしく楽しい仏像ガイド。飯泉太子宗(いいずみ としたか)著、「たのしい仏像 ― ゼロからわかる仏像入門」です。廣済堂出版刊、中型ムック。状態は未使用に近く、非常に良好です。送料は、クリックポストで185円です。
★内容: 仏像について、楽しく面白く、気楽にわかるようになる本。写真はもちろん、親しみやすいイラストと文体が、初心者の心をしっかりとつかむ一冊。また、仏像の修復に携わってきた著者ならではの視点から、仏像に関する興味深い話題も披露。仏像がぐんぐん面白くなる。
「私は大学で文化財の保存修復を学んだ後、京都の美術院国宝修理所で主に仏像の修理にたずさわっていました。(中略)日本中の名品が修理のために集まるので、このときの経験はとても得がたいものでした。仏像を修理するうえで、仏像の知識はなくてはならないものです。しかし、仏像について学びはじめたばかりの頃は、数多くの仏像がおりなす世界の全体像や、それぞれの像の位置関係がわからず、とまどったものでした。そんな経験から生まれたのがこの本です。この本は、いわば仏像世界の全体をわかりやすく示した地図のようなものです。どの仏像の組織に、どんな仏像が所属して、どんな活動をしているのかを簡単に説明します。そしてもうひとつ、仏像が現代まで生き続けるのにどれだけ大変だったかをぜひ知ってもらいたいと思い、その波瀾万丈の歴史や、修理についてもふれてみました」(著者:「はじめに」より)
はじめに
1章 ◎知っておきたい仏像のチーム
2.仏教の祖・お釈迦さまの伝道会; 釈迦如来チーム
・釈迦三尊像
・文殊五尊像(渡海文殊像)
・普賢菩薩像・十羅刹女像
・八部衆像
・十大弟子像:
2.病を癒す大病院; 薬師如来チーム
・薬師如来像
・日光・月光菩薩像
・十二神将像
3.極楽浄土へ人々を導く; 阿弥陀如来チーム
・阿弥陀三尊像
・観音・勢至菩薩像
・六観音・七観音像
・二十五菩薩像
・二十八部衆像
4.宇宙から全てを包みこむ; 大日如来チーム
・金剛界・胎蔵界大日如来像・
・五智如来像
・五大明王像
・不動明王像・二童子像
5.仏教を守る神々; 警備チーム
・四天王像:
・仁王像
2章 ◎知っておきたいお釈迦さまの話
1.誕生仏から涅槃像まで; お釈迦さまの人生
・誕生仏
・苦行像
・悟りを開く定印
・悪魔をくだす降魔印
・説法をする転法輪印
・布教をする施無畏印・与願印:
・涅槃像
2.ありえないコト目白おし!; 釈迦如来像の姿の決まり
・手足指縵網相
・毛上向相
・白毫相
3.ちょっと雰囲気の違う仏像のヒミツ; 海外の仏像
・上座部仏教と大乗仏教
3章 ◎知っておきたい仏像の基本
1.仏像の簡単な見分け方; 如来像・菩薩像・天部像の特徴
・如来像
・菩薩像
・天部像
2. 仏像の材料は主に5種類; 仏像はどんなものでできているの?
・金属(ブロンズ像)
・漆(乾漆像)
・木材(木像)
・土(塑像)
・石(石像)
3.キラリと光る目には水晶が!; 魅惑の瞳のヒミツ
・玉眼
4.密かに残された記憶; 体の中にあるヒミツ
・銘文
5.仏像の個性いろいろ; ちょっと変わった仏像の話
・顔と体が500歳差!
・胎内が金色の仏像
・風化した仏像
4章 ◎知っておきたい仏像の千年
1.長い旅をして日本まで来ました!; 仏教誕生から日本伝来まで
・年表
・仏像の誕生
・日本への伝来
2.仏像といえども諸行無常なのです!; 仏像の波瀾万丈
・美しさゆえの災難 広隆寺の弥勒菩薩像
・不屈の大仏 東大寺の盧舎那
・頭を戻すか否か! 臼杵磨崖仏
・修理も大変! 唐招提寺・千手観音像
3.千年受けつぐ地道な努力; 仏像の修復
・壊れる仏像
・仏像の修理
・台座の修理
・修理の完了
《コラム》
仏像の楽しみ方① 拝仏のすすめ
仏像の楽しみ方② 仏像の旬
仏像の楽しみ方③ 仏像グッズ
おわりに
著者、飯泉太子宗(いいずみ としたか)は1974年生まれ。仏像修復家。東北芸術工科大、芸術学部(文化財保存)卒業。美術院国宝修理所にて国宝、重要文化財の仏像の修復に携わった後、吉備文化財修復所を経て、退職後に夫婦で世界一周の旅へ。およそ1年半の間、世界中の文化遺産を見て歩く。帰国後の2007年、特定非営利活動法人「古仏修復工房」を設立。関東を中心に仏像・文化財修復を行っている。著書に『たのしい仏像』、『壊れても仏像』など。
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