トーゴ☆2フラン硬貨/1924年/アレゴリー女性像/アンティークコイン/t0630-3
◎名称:2フラン硬貨
◎発行国:トーゴ(フランス委任統治領時代)
◎発行年:1924年
◎サイズ:直径27.2mm、厚さ2.4mm
◎重さ:9.63g
◎品位:アルミブロンズ
◎発行枚数:750,000枚
◎状態:並品/経年による古さと痛みがあります(写真参照)
(参考資料)
造幣所 パリ造幣局
彫刻家 (Henri-Auguste Patey)
造幣数(推定) 1924年:約750,000枚 / 1925年:約580,154枚
◆ 歴史的背景
このコインは、第一次世界大戦後の委任統治制度下で発行されたもので、当時ドイツ領だったトーゴは戦後フランスの管轄下に置かれ、「フランスの委任統治領(Territoires sous Mandat de la France)」として再編されました。
このコインは、その委任統治体制下で発行されたもので、名目上はトーゴ領の貨幣であるものの、デザインや刻印はフランス共和国の影響を色濃く反映しています。
◆表面デザイン:左を向いた「フランス共和国のアレゴリー女性像」
この女性はフリジア帽(自由の象徴)を被り、理想的な共和国像を示しています。
刻印:
RPUBLIQUE FRANAISE(フランス共和国)
発行年(1924または1925)
彫刻家名:アンリ・オーギュスト・パティ
※フランス造幣局の名彫刻家で、フランスコイン界の巨匠の一人。
◆裏面デザイン:中央に大きく「2 FR.」と額面表示、その上下に
TERRITOIRES SOUS MANDAT DE LA FRANCE(フランス委任統治領)
TOGO(トーゴ)
小枝と月桂冠を模したデザインが上下を飾る
構成:植民地コインに特有の「名義だけの地方名」が加わっており、現地経済の実態とは無関係なフランス中心の思想が見られます。
◆素材と仕様
アルミブロンズ製:銅に少量のアルミニウムを混ぜた合金で、耐食性と軽量性に優れる。
当時の植民地通貨としては比較的大型。
◆製造・鋳造
鋳造地:フランス・パリ造幣局(Monnaie de Paris)
ミントマーク:パティ氏の象徴「トーチマーク」が使用されています。
※発行数自体は少なく、収集価値が比較的高いです。
◆象徴と意義
このコインは単なる通貨としての役割だけでなく、「植民地支配下の経済的シンボル」でもあります。
表面に「フランス共和国」の名が大きく刻まれ、裏面では「委任統治領」「トーゴ」という地名が添えられた構成。
トーゴの人々自身の文化や言語は一切反映されておらず、植民地的思想の視覚化された一枚といえます。
※当コインは送料無料です
※写真の10円玉は比較用で商品に含まれておりません
・・・・・・・・・・・・・・
古物商許可証
神奈川県公安委員会 第451910009497
・・・・・・・・・・・・・・