SACD ハイブリッド盤
4枚組
廃盤
最新録音&SACDによる、
超高音質《マイスタージンガー》!
ワーグナー:
『ニュルンベルクのマイスタージンガー』全曲
ヤノフスキ指揮
ベルリン放送交響楽団
ドーメン、
ヘンシェル、
スミス、ハラー、ほか
クナッパーツブッシュの録音もちらほらSACD化されているとはいうものの、
いかんせん元音源やマスターテープは古く、音質面の向上は限界があります。
また現役の指揮者の録音にかつてのドイツ的重厚な演奏を期待することも酷なもの。そこでヤノフスキによるこのワーグナー・シリーズが貴重なものとなってきます。
【ペンタトーン】
今回、オーディオ・マニア御用達レーベル「ペンタトーン」から登場するこの『ラインの黄金』は、最新のDSDレコーディング技術で収録されたマルチチャンネル対応高音質ハイブリッドSACDであることも注目されるところです。
2002年以来首席指揮者を務めるベルリ放送交響楽団とは、一連のワーグナーのほか、リヒャルト・シュトラウスの映画版『ばらの騎士』や、ブラームスのドイツ・レクィエム、シューマンの交響曲などに加え、ヘンツェやヒンデミットといった作品のレコーディングもおこなっており、それぞれ高い評価を受けてきました。
【ヤノフスキ】
コンサート・ファンにはホットな情感を湛えた演奏で人気の高いドイツの指揮者、ヤノフスキ(ヤノウスキー)は、1939年2月18日にワルシャワで生まれますが、ほどなく第二次世界大戦が勃発したため、すぐに母親の両親の住むドイツのヴッパータールに移住し、ドイツで暮らすこととなります。最初数学を専攻したヤノフスキですが、やがて音楽の道に進むことを決意、ケルン音楽大学に進んで指揮を学び、さらにウィーンやシエナでも研鑽を積みます。
そうした事情もあってか、ヤノフスキのCDには独墺系レパートリーが多いようですが、レパートリーそのものは、オペラとコンサートの両面で近現代音楽やフランス物までカバーしていてかなり広く、ヤノフスキの多彩な才能が十分に窺えるものとなっています。
その緻密な仕上げと隙の無い解釈は、地元ドイツでもファンの心を着実に掴んでおり、激戦区ベルリンにあって、手兵ベルリン放送響の聴衆動員率アップに大いに貢献し、契約延長という栄誉にも浴しています。
ヤノフスキは ドイツ育ちの指揮者という割にはフランス音楽が得意で、よくとりあげもしますが、それには1984年から20年近くに渡って深く関わったフランス国立放送フィルでの仕事の影響もあるのでしょう。この頃の実績により、ヤノフスキはメシアンの権威として高く評価されてもいました。
一方でヤノフスキはドイツの歌劇場叩き上げタイプのオペラ統率ができる人物でもあり、様々なオペラで、オーケストラ・サウンドを大切にした演奏を展開、かつての『指環』でも引き締まったドラマ展開で高い評価を得ていただけに、今回の録音にも期待の高まるところです。(HMV)
『ニュルンベルクのマイスタージンガー』全曲
アルベルト・ドーメン(バス/ハンス・ザックス)
ディートリヒ・ヘンシェル(バリトン/ジクストゥス・ベックメッサー)
ロバート・ディーン・スミス(テノール/ヴァルター・フォン・シュトルツィング)
エディト・ハラー(ソプラノ/エヴァ)
ゲオルク・ツェッペンフェルト(バス/ファイト・ポーグナー)
マイケル・スモールウッド(テノール/クンツ・フォーゲルザンク)
セバスティアン・ノアック(バス/コンラート・ナハティガル)
トゥオマス・プルシオ(バス/フリッツ・コートナー)
イェルク・シェルナー(テノール/バルタザル・ツォルン)
トーマス・エーベンシュタイン(テノール/ウルリヒ・アイスリンガー)
トルステン・シャルンケ(テノール/アウグスティン・モーザー)
トビアス・ベルント(バス/ヘルマン・オルテル)
ハンス=ペーター・シャイデッガー(バス/ハンス・シュヴァルツ、
イ・ヒュンウク(バス/ハンス・フォルツ)
ペーター・ゾーン(テノール/ダヴィッド)
ミシェル・ブリート(メゾ・ソプラノ/マグダレーネ)
マッティ・サルミネン(バス/夜警)
ベルリン放送交響楽団&合唱団
マレク・ヤノフスキ(指揮)
録音時期:2011年6月3日
録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
録音方式:DSDレコーディング(ライヴ)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND
国内仕様盤、帯付き
コンディション良好。
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