本/骨董のねだん/初期伊万里.古伊万里.他/見分け方-徳利.中皿.そば猪口/目利きの基本/氷コップ-逸品中の逸品/骨董市の値段.骨董の真贋/茶道

本/骨董のねだん/初期伊万里.古伊万里.他/見分け方-徳利.中皿.そば猪口/目利きの基本/氷コップ-逸品中の逸品/骨董市の値段.骨董の真贋/茶道 收藏

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■■画像ー1・・・■■

■■骨董屋さんに聞いた―「骨董の値段はこうして決まる」・・・■■

●●「伊万里」・(柿谷進・「古美術・柿の木」・店主)・・・●●

★関ヶ原の戦いが1600年。有田で最初に磁器が焼かれたのが1610年代。その技法は周辺に広がり、
 やがて積出港の名前をとって伊万里焼とよばれつようになった。中国の焼物の勢いが一時的に衰えたため
 ヨーロッパからの注文が伊万里に集中したこともあり、その量も質も一大発展をとげる。美しく丈夫で毎
 日の生活を豊かにしてくれる伊万里。一大ブームが起きたあと、ねだんがいっきに高騰したのは事実だ。
 それはしかし、買ってそのろう                                。

●「初期伊万里の見分け方」・・・●

★徳利または油壺は口が時代を見分けるポイント。外に張り出しているものほど古い。時代が
 下がると反りが少なくなり、やがてはほとんど垂直になるのだ。という知識があれば、右が
 初期伊万里で、左が古伊万里との区別はつこう。・(比較・2点)          。

◆初期伊万里花文油壺 ・(江戸時代初期)。
◆古伊万里松竹梅文油壺・(江戸時代前期)。

★徳利もまた皿と同じで、高台を見るのが時代を見るひとつの指針。徳利の直径に対して高台
 の直径が小さくなるほど、初期伊万里という傾向になる。・(比較2点)       。

★右から左へ時代が新しくなる。・(口縁・比較・3点)                。

★底を見ても時代がわかる。高台は輪が小さいほうが時代が古い。右が初期伊万里で、これを
 業界では・「三分の一高台」・ともいう。左は江戸時代前期あるいは後期の器である。・(
 比較・2点)                                  。

★釉薬がデコボコしているのが初期伊万里の特徴だ。焼きが1度で、制度が低かったのも一因
 。釉薬が厚いため文様がぼんやりしている。それが味わいでもある          。

●「たった60年のもの」・・・●

★骨董だから古ければ古いほどねだんは高い。伊万里のなかでも、初期伊万里はとりわけ高値といえる。初期
 伊万里とは、有田で磁器が焼き始められたごく初期の作品を指す。どこまでを初期というかは人によって見
 解が分かれるが、私は元和から寛永年間・(1615年から1672年)・までと考えている。初期伊万里
 はそれ以後の伊万里とは製法が違っていて、この時代は・「生掛け」・といって一度しか焼きを入れない。
 のちに素焼をしてから釉薬を掛けて本焼きをする製法が確立して、伊万里は黄金期を迎える。このころから
 江戸時代の末ごろまでに作られた伊万里を・「古伊万里」・と呼んでいる。初期伊万里の外見的な特徴は、
 素焼きをしないので釉薬にムラがあり表面がデコボコしている。また当時藍色を出す呉須がきわめて高価だ
 ったためか、絵がシンプルで小さく、文様は李朝風である                     。

●「そば猪口は底を見る」・・・●

★左から右へ時代が古くなる。左端が明治・それから江戸後期・中期・初期と続く。お気づき
 だろうが。時代が古くなるほど裾がすぼんまっている。染付の藍色にも違いが見られる。時
 代が若いほど濃い・(比較・4点)                        。

◆初期伊万里梅文そば猪口   ・(江戸時代初期)。
◆古伊万里雀文そば猪口    ・(江戸時代中期)。
◆古伊万里雪景色図そば猪口  ・(江戸時代後期)。
◆伊万里印判手福寿蝶文そば猪口・(明治時代)  。

★手前から奥へ時代が若くなる。底の違いは歴然としている。手前が初期で、高台は小さく、
 底にも釉薬がかかっている。その右上は、江戸中期のもの。高台は胴からそのまま続いてい
 て釉薬も掛かっているが、輪が大きい。指でつまんでみると初期のぼったりとした厚さがな
 く薄い。その左は江戸後期で、底が同心円になっており、なかの円には釉薬がかかっている
 。いちばん右は、明治のもので、同心円だが、なかの円に釉薬がかかっていない。    

●「集める楽しみ、使う楽しみ」・・・●

★焼物のねだんは、時代とデキで上下する。時代が古ければ高く、できがよければまた高い。デキのことを骨
 董では上手・下手と呼んで区別する。上手がよいものであることはいうまでもない。上手か下手かは少しば
 かり骨董に目が慣れないと区別がつかないかもしれない。それにくらべ時代は、ある程度だが、様式で判断
 できる。そば猪口を集めている人は多い。これから集めようという人もいるだろう。文様がいろいろならば
 、使い勝手もいろいろで、集めて楽しいのだ。おおざっぱにいって、初期・前期・中期・後期・明治・と時
 代区別できる。もっとも明白な違いは底に現われる。貴重といわれる初期のそば猪口は、高台が胴からその
 まま続いており、輪が小さく、全体に釉薬が掛かっている。また指で挟んで見ればすぐわかるが、底が分厚
 い。高台が小さいということは、口にくらべ底の径が小さいということで、それだけテーパーが掛かってい
 るということだ。お目にかかったら、ちょっと興奮してかまわない                 。

■■本ー画像・・・■■

●●「人気の図柄」ー南蛮人図/女性好みのパターン文様●●

●●「くらわんかの魅力」

 




●●「目利きの基本」ー完品とつくろいもの/甘手に注意●●

 




●●「印判手」ー印判と古印判/かすれと産地●●

 




●●「人気の図柄」ー文明開化/幾何学様と花文/動物/美人画●●

 




●●「土物」ー織部/志野/唐津/瀬戸●●

 




●●「氷コップ」ーキズが決め手/かすれと色・・・●●

 




●●「氷コップ」ー逸品中の逸品」・・・●●

◆乳白雪吹地赤色斑入りなつめ型氷コップ・(大正時代)。
◆マーブル椀型氷コップ        ・(大正時代)。
◆通称・「めだか」・のラッパ型氷コップ・(大正時代)。

―”欲しがるのは無謀!? 氷コップの絶品”―

★ひとくちに氷コップといっても、型ガラスでつくった単色で無骨なものがある。それはそれで、独自の魅力
 がある。だがやはり、優美さがあり、超名品の誉れ高い氷コップは、吹きガラスの手で、乳白やマーブル、
 透かし文の入った繊細さを感じさせる品物だろう。それらには実用品を越えた光る存在感がそなわっている
 。どういったものが、超名品として、コレクターの血をわきたたせるのか。わかりやすい3か条がある。 
 ①・美しくて・②・数が少なくて・③・状態がいい                        。
 この条件を満たしたものが写真の3客である。左の乳白雪吹文の品は、お金を出して、1年位血眼で探せば
 なんとか手に入るというもの。まんなかのマーブルの図柄は、手に入れるにはよほどの幸運にめぐまれなけ
 ればだめだというものだ。右は絶対にほかにはないであろう逸品中の逸品。コレクターが最終的に欲しがる
 のにまちがいない。こうった超のつく名品を手に入れたいならお金を惜しんではいけない。氷コップの世界
 では、高価なものほど値引きされないのが普通である                       。

 

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■■書籍■■  ■■食卓を彩る・『骨董のねだん』■■  ■■「こんな骨董なら毎日の食卓が愉しい」■■  ■■「プロに聞く値段の決まり」―伊万里/印判手/土物/南海物/漆器/氷コップ■■  ■■「逸品・珍品・名品・めじろおし」■■  ■■酒器・茶碗・大皿・長皿・なます皿・変形皿・そば猪口・他■■  ■■「伊万里」―初期伊万里の見分け方/そば猪口は底を見る/目利の基本■■  ■■「完品とつくろいもの」―甘手に注意■■  ■■「印判と古印判」―かすれと産地/その2つはぜんぜん違う■■  ■■「土物」―織部・あざやかな緑色が人気高し/志野・絵付けが人気キズは寛大に/唐津・高台絵付け直しに注意/瀬戸・緻密よりも大らかさがよい■■  ■■「南海物」―カンボジア/タイ/ベトナム/カンボジア・タイ・ベトナムの違い■■  ■■「漆器」―椀は時代より蒔絵の量・時代の古さよりも蒔絵の量がポイント/筋と味を見る提重・蒔絵工芸の逸品は由緒と肌合い■■  ■■「氷コップ」―キズが決め手・キズの場所と種類で値段は左右する/かすれと色・色と発色が値段の決めて/逸品中の逸品・しがるのは無謀氷コップの絶品■■  ■■「骨董市のねだん」■■  ■■「骨董の真贋」―写しと贋物のちがい/本金に目が曇る/筆の勢いを見る■■  ■■蛸唐草/花唐草/みじん唐草■■  ■■価格掲載■■  ■■以下詳細をご覧下さい!!■■




■■『書籍』・・・■■



●●『食卓を彩る・「骨董のねだん」』・・・●●

―”東京・京都の36軒”―

 ◆淡交ムック・ゆうシリーズ。



―”表紙カバーより”―

 ◆こんな骨董なら毎日の食卓が愉しい。

 ◆プロに聞く、ねだんの決まり方。
  伊万里/印判手/土物/南海物/漆器/氷コップ。

 ◆逸品・珍品・名品・めじろおし。

 ◆骨董のねだんはあってないようなもの・ではない。
  あるけどいいたくないもの、なのだ。なのだった。
  ここにある骨董はすべてねだんがあきらかにされて
  いる。
  欲しいものがあったら即電話だ。
  売れてしまっていたら、直接店へでかかけといい。
  信頼できるべつの骨董があなたを待っている。
  ・(表紙カバーの内側に)。



■発行日=平成14年8月8日。
■企画・制作=株式会社・タイムゲート。
■構成・編集=株式会社・ラニング。
■発行所=株式会社・淡交社。
■サイズ=19×26。
■表紙カバー。
■定価=1900円+税。
■状態=美品。
  ●表紙カバーに・多少のキズ・ヤケが有ります。
  ●本紙内に・多少のヤケ・が見えますが
  ●傷みは・殆ど無く
  ●年代的には・良い状態に思います。



◆◆注意・・・◆◆

 ★発行日より経年を・経て下ります。
  コンディションに係らず・古書で有る事を充分に
  御理解の上・御入札下さい・・・・!!



●全・104頁・・・!!



●価格掲載・(参考商品も有ります)・・・!!

  ◆酒器・そば猪口・飯器・ガラス器。

  ◆初期伊万里の見分け方。

  ◆初期伊万里・古伊万里。

  ◆大皿・長皿・なます皿・変形皿・そば猪口。

  ◆蛸唐草文・花唐草文・みじん唐草文・他。

  ◆人気の図柄。

  ◆目利の基本。

  ◆印判と古印判。

  ◆土物・(織部・志野・唐津・瀬戸)。

  ◆南海物・(カンボジア・ベトナム)。

  ◆漆器。

  ◆氷コップ。

  ◆骨董市のねだん。

  ◆骨董市の真贋。



●蒐集・資料などの参考に・・・!!



●探されていた方は・この機会に・・・!!



●以下・詳細をご覧ください・・・!!

  ◆掲載案内は抜粋して下ります・・・!!

  ◆掲載内容はQ&Aより問い合わせ下さい・・・!!

  ◆数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。



●掲載を抜粋紹介し・「タイトル」・と、致します。



●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



■■『Contents』・・・■■

―”10万円でこんな食卓も夢じゃない”―

**”(コーディネート・生万里)”**

★骨董は高い。
 事実。
 用を足すがけなら、数百円でこと足りる。
 同じ用を果たすだけなのに、骨董ともなれば数千円、
 数万円、ときに、いやしばし数十万円もしてしまう。
 それ以上高いと鑑賞用になって日常の食卓にはそぐわ
 ない。
 なぜそんな高いものを買い、食事をする人がいるのか
 決まっている。
 骨董の器で食べれば美味しいからだ。
 骨董の器は、美しいから、面白いから、丈夫だから、
 使いやすいから、現代まで残った。
 そんな器が人を心から楽しませないわけがない。
 同じ料理でも器が違えば、もう決定的に、味が変わる。
 そんな体験をいちどでもしたら、数十倍・数百倍のね
 だんの違いはもうなんでもなくなる。


●「酒器」・・・●

―”眺めて楽しむ”―

★奥行きわずか10センチ程度、高さは1メートルに届
 かない箪笥。
 この小さな殿堂にお気に入りの酒器を集めます。
 酒器ともなれば、李朝・黒高麗・タイものなど、アジ
 アのものも多く、だからこそでしょう。
 ここでも、中国の古い箪笥との相性は抜群です。
 前がガラスになっているのでいつでも眺めていられる。
 眺めればつい飲みたくなる。
 飲みたきゃ飲めばいいんです。
 夜更けに独り、お気に入りの器を取り出し、静かに杯
 を傾ける。
 いつでも味わえる極楽気分。
 酒が気持ちよく五臓六腑にしみ渡ります。

  ◆タイ鉄釉徳利・(16~18世紀)。

  ◆ガラス急須・(明治~大正時代)。

  ◆李朝鉄釉徳利・(16~17世紀)。

  ◆白備前徳利・(現代作家物)。

  ◆唐津鉄釉片口盃・(江戸時代初期)。

  ◆他・・・・・。


●「印判手」・・・●

―”木々認める印判の藍”―

  ◆印判手長皿・5客揃い・(明治時代)。

  ◆印判手丸皿・5客揃い・(明治時代)。

  ◆印判手猪口・5客揃い・(明治時代)。


●「そば猪口」・・・●

―”おかずを入れる”―

  ◆初期伊万里紅葉文そば猪口(江戸時代初期)。

  ◆古伊万里稲に鎌文そば猪口(江戸時代後期)。

  ◆初期伊万里葉千鳥文そば猪口(江戸時代初期)。

  ◆他・・・・・。


●「飯器」・・・●

―”花の下、華やぐ漆”―

  ◆根来飯器小碗付・(江戸時代後期)。


●「大皿」・・・●

―”いまだから、大皿”―

  ◆古伊万里花唐草文大皿(江戸時代末期)。

  ◆古伊万里網手大皿(江戸時代後期)。

  ◆古伊万里丸文大皿(江戸時代末期)。


●「ガラス器」・・・●

―”夢があるでも、丈夫”―

  ◆口縁乳白の大鉢・(昭和時代後期)。

  ◆口縁乳白の小鉢・(昭和時代後期)。

  ◆乳白糸巻文氷コップ・(大正時代)。

  ◆乳白青脚氷コップ・(大正時代)。

  ◆他・・・・・。



■■『第一章』・・・■■

―”骨董屋さんに聞いた”―

■■「骨董の値段はこうして決まる」・・・■■


●●「伊万里」・・・●●

**”柿谷進・「古美術・柿の木」・店主”**

★関ヶ原の戦いが1600年。
 有田で最初に磁器が焼かれたのが1610年代。
 その技法は周辺に広がり、やがて積出港の名前をとっ
 て伊万里焼とよばれつようになった。
 中国の焼物の勢いが一時的に衰えたためヨーロッパか
 らの注文が伊万里に集中したこともあり、その量も質
 も一大発展をとげる。
 美しく丈夫で毎日の生活を豊かにしてくれる伊万里。
 一大ブームが起きたあと、ねだんがいっきに高騰した
 のは事実だ。
 それはしかし、買ってそのろう。


―”初期伊万里の見分け方”―

★徳利または油壺は口が時代を見分けるポイント。
 外に張り出しているものほど古い。
 時代が下がると反りが少なくなり、やがてはほとんど
 垂直になるのだ。
 という知識があれば、右が初期伊万里で、左が古伊万
 里との区別はつこう。
 ・(比較2点)。

   ◆初期伊万里花文油壺・(江戸時代初期)。

   ◆古伊万里松竹梅文油壺(江戸時代前期)。

★徳利もまた皿と同じで、高台を見るのが時代を見るひ
 とつの指針。
 徳利の直径に対して高台の直径が小さくなるほど、初
 期伊万里という傾向になる。
 ・(比較2点)。

★右から左へ時代が新しくなる。
  ・(口縁・比較3点)。

★底を見ても時代がわかる。
 高台は輪が小さいほうが時代が古い。
 右が初期伊万里で、これを業界では・「三分の一高台
 」・ともいう。
 左は江戸時代前期あるいは後期の器である。
 ・(比較2点)。

★釉薬がデコボコしているのが初期伊万里の特徴だ。
 焼きが1度で、制度が低かったのも一因。
 釉薬が厚いため文様がぼんやりしている。
 それが味わいでもある。


―”たった60年のもの”―

★骨董だから古ければ古いほどねだんは高い。
 伊万里のなかでも、初期伊万里はとりわけ高値といえ
 る。
 初期伊万里とは、有田で磁器が焼き始められたごく初
 期の作品を指す。
 どこまでを初期というかは人によって見解が分かれる
 が、私は元和から寛永年間・(1615年から167
 2年)・までと考えている。
 初期伊万里はそれ以後の伊万里とは製法が違っていて
 、この時代は・「生掛け」・といって一度しか焼きを
 入れない。
 のちに素焼をしてから釉薬を掛けて本焼きをする製法
 が確立して、伊万里は黄金期を迎える。
 このころから江戸時代の末ごろまでに作られた伊万里
 を・「古伊万里」・と呼んでいる。
 初期伊万里の外見的な特徴は、素焼きをしないので釉
 薬にムラがあり表面がデコボコしている。
 また当時藍色を出す呉須がきわめて高価だったためか
 、絵がシンプルで小さく、文様は李朝風である。


―”そば猪口は底を見る”―

★左から右へ時代が古くなる。
  左端が明治・それから江戸後期・中期・初期と続く。
  お気づきだろうが。
  時代が古くなるほど裾がすぼんまっている。
  染付の藍色にも違いが見られる。
  時代が若いほど濃い・(比較4点)。

   ◆初期伊万里梅文そば猪口(江戸時代初期)。

   ◆古伊万里雀文そば猪口(江戸時代中期)。

   ◆古伊万里雪景色図そば猪口(江戸時代後期)。

   ◆伊万里印判手福寿蝶文そば猪口(明治時代)。

★手前から奥へ時代が若くなる。
 底の違いは歴然としている。
 手前が初期で、高台は小さく、底にも釉薬がかかって
 いる。
 その右上は、江戸中期のもの。
 高台は胴からそのまま続いていて釉薬も掛かっている
 が、輪が大きい。
 指でつまんでみると初期のぼったりとした厚さがなく
 薄い。
 その左は江戸後期で、底が同心円になっており、なか
 の円には釉薬がかかっている。
 いちばん右は、明治のもので、同心円だが、なかの円
 に釉薬がかかっていない。


―”集める楽しみ、使う楽しみ”―

★焼物のねだんは、時代とデキで上下する。
 時代が古ければ高く、できがよければまた高い。
 デキのことを骨董では上手・下手と呼んで区別する。
 上手がよいものであることはいうまでもない。
 上手か下手かは少しばかり骨董に目が慣れないと区別
 がつかないかもしれない。
 それにくらべ時代は、ある程度だが、様式で判断でき
 る。
 そば猪口を集めている人は多い。
 これから集めようという人もいるだろう。
 文様がいろいろならば、使い勝手もいろいろで、集め
 て楽しいのだ。
 おおざっぱにいって、初期・前期・中期・後期・明治
 ・と時代区別できる。
 もっとも明白な違いは底に現われる。
 貴重といわれる初期のそば猪口は、高台が胴からその
 まま続いており、輪が小さく、全体に釉薬が掛かって
 いる。
 また指で挟んで見ればすぐわかるが、底が分厚い。
 高台が小さいということは、口にくらべ底の径が小さ
 いということで、それだけテーパーが掛かっていると
 いうことだ。
 お目にかかったら、ちょっと興奮してかまわない。


●「人気の図柄」・・・●

―”南蛮人図”―

   ◆古伊万里紅毛人物蓋茶碗(江戸時代中期)。

   ◆古伊万里染錦八角人物鉢(江戸時代中期)。

   ◆古伊万里蘭人洋文字入水指の図柄・部分・
     ・(江戸時代後期)。


―”女性好みのパターン文様”―


―”女性が主導権を握っている”―

   ◆古伊万花散らし文皿・(江戸時代中期)。

   ◆印判手市松文皿・(明治時代)。

   ◆古伊万里雪輪文向付・江戸時代中期~後期)。

   ◆古伊万里たこ唐草文なます皿(江戸時代中期)。


●「くらわんかの魅力」・・・●

   ◆くらわんか露草文ぐい飲(江戸時代前期)。

   ◆くらわんか唐草文ぐい飲(江戸時代前期)。

   ◆くらわんか丸文茶碗・(江戸時代前期)。

   ◆くらわんか花文茶碗・(江戸時代中期)。

―”下手ものにも輝きがある”―


●「目利の基本」・・・●

―”完品とつくろいもの”―

―”キズあるものをあえて買う”―

―”甘手に注意”―

―”ヒビは直せないが景色になることも”―


●●『印判手』・・・●●

**”沼野信子・「古美術・丸愛」”**


●「印判と古印判」・・・●

―”その2つはぜんぜん違う”―

   ◆印判手旗印文皿・(明治時代)。

   ◆古印判手絣文変形小皿(江戸時代中期)。


●「かすれと産地」・・・●

   ◆かすれ。

   ◆産地。

―”手のこんだ仕事”―


●「人気の図柄」・・・●

   ◆文明開化。

   ◆幾何学文様と花文。

   ◆動物。

   ◆美人画。

―”いろいろ試された表現”―


●●『土物』・・・●●

**”田中恵子・「古美術陣屋」・店主”**


●「織部」・・・●

―”あざやかな緑色が人気高し”―


●「志野」・・・●

―”絵付けが人気、キズは寛大に”―


●「唐津」・・・●

―”高台、絵付け、直しに注意”―


●「瀬戸」・・・●

―”緻密よりも大らかさがよい”―


●●『南海物』・・・●●

**”岸良鉄英「古美術・サロンカロク」店主”**


●「カンボジア」・・・●


●「タイ」・・・●


●「ベトナム」・・・●


―”カンボジア・タイ・ベトナムの違い”―


●●『漆器』・・・●●

**”梶高明・「梶古美術」・店主”**


●「椀は時代より蒔絵の量」・・・●

―”時代の古さよりも蒔絵の量がポイント”―


●「筋と味を見る提重」・・・●

―”蒔絵工芸の逸品は由緒と肌合い”―


●●『氷コップ』・・・●●

**”高橋岳志「あんちっくロマン夢志功」店主”**


●「キズが決め手」・・・●

―”キズの場所と種類で、ねだんは左右する”―


●「かすれと色」・・・●

―”色と発色が、ねだんの決めて”―


●「逸品中の逸品」・・・●

   ◆乳白雪吹地赤色斑入りなつめ型氷コップ。
     ・(大正時代)。

   ◆マーブル椀型氷コップ・(大正時代)。

   ◆通称・”めだか”・のラッパ型氷コップ。
     ・(大正時代)。


―”欲しがるのは無謀!? 氷コップの絶品”―

★ひとくちに氷コップといっても、型ガラスでつくった
 単色で無骨なものがある。
 それはそれで、独自の魅力がある。
 だがやはり、優美さがあり、超名品の誉れ高い氷コッ
 プは、吹きガラスの手で、乳白やマーブル、透かし文
 の入った繊細さを感じさせる品物だろう。
 それらには実用品を越えた光る存在感がそなわってい
 る。
 どういったものが、超名品として、コレクターの血を
 わきたたせるのか。
 わかりやすい3か条がある。

 ①・美しくて・②・数が少なくて・③・状態がいい。
 この条件を満たしたものが写真の3客である。
 左の乳白雪吹文の品は、お金を出して、1年位血眼で
 探せばなんとか手に入るというもの。
 まんなかのマーブルの図柄は、手に入れるにはよほど
 の幸運にめぐまれなければだめだというものだ。
 右は絶対にほかにはないであろう逸品中の逸品。
 コレクターが最終的に欲しがるのにまちがいない。
 こうった超のつく名品を手に入れたいならお金を惜し
 んではいけない。
 氷コップの世界では、高価なものほど値引きされない
 のが普通である。



■■『第二章』・・・■■

―”欲しいものが必ず見つかる”―

●●「さあ・骨董屋さんにいこう」・・・●●

**”(各店・約5点~20点・価格掲載)”**


●「東京」・・・●

   ◆古美術・「甍堂」。

   ◆「こっとう屋」。

   ◆アンティークス・「遊心館」。

   ◆和骨董・「東野」。

   ◆「カフェ・ビーブル」。

   ◆「南蛮洞」。

   ◆古美術・「西川」。

   ◆「南洲堂」。

   ◆古美術・「丸愛」。

   ◆古美術・「サワンカロク」。

   ◆「野中」・骨董店。

   ◆古美術・「纏」。

   ◆古美術・「山元」。

   ◆古美術・「凛」。

   ◆「嘉多加古」。

   ◆「中信木村」・美術店。

   ◆「月天」。

   ◆「ぎゃらりぃ・西屋」。

   ◆骨董・「むさし」。

   ◆アンティック・「レ・ジュウノア」。

   ◆古美術・「陣屋」。

   ◆古美術・「砧」。

   ◆あんちっくロマン・「夢志功」。

   ◆古美術・「柿の木」。


●「京都」・・・●

   ◆道具屋・「広岡」。

   ◆古美術・「鐘ヶ江」。

   ◆「うるわし屋」。

   ◆アンティークス・「青華堂」。

   ◆「てっさい堂」。

   ◆古美術・「今出川」。

   ◆「戀壺洞」。

   ◆古美術・「観山堂」。

   ◆「吾目堂」。

   ◆「喜田」・古美術店。

   ◆古美術・「天平堂」。

   ◆「梶・古美術」。



**”(ここからは・白黒の掲載)”**

■■『第三章』・・・■■

●●「骨董をもっと楽しむために」・・・●●


●「骨董市のねだん」・・・●

**協力-應後大吾「古伊万里資料館・ゆめ唐草」館長**

★骨董市は面白い。
 いちどに多くの店を見て回ることができる。
 品揃えもバラエティに富む。店で買うより安い・(よ
 うだ)。
 じつはプロ、つまり骨董店の店主でも骨董市に通う人
 がいる。
 仕入れに行くのだ。
 ほんようの意味での掘り出し物はなくとも自分の好き
 なものならきっと、手ごろなねだんでみつかるだろう。

 ◆夜のような朝に行く。

 ◆店の選び方、買い方。

 ◆やってはいけないこと。


●「骨董の真贋」・・・●

**”協力・柿谷進「古美術・柿の木」店主”**

★初心者にとってもっとも恐ろしいのが骨董の真贋であ
 ろう。
 骨董は安い買い物ではない。
 自分が大枚をはたいて買った品物が、はたして信頼の
 おけるもにかどうか、心配はいつもつきない。
 プロであってもだまされるほどだという。
 真贋表裏一体、である。
 どういうものが贋物と呼べるものなのか。
 実例とともにその世界をかいまみていただきたい。


―”写しと贋物のちがい”―

 ◆①・本物であれば数十万円はくだらない初期伊万里
    徳利の贋物。
    口をわざわざ金直ししてそれらしくしかも肌を
    薬品で古色づけしている手のこみよう。
    プロは見抜けるかもしれないが、素人ではつか
    まされるかもしれない。

 ◆②・徳利そのものは伊万里の白磁の本物である。
    しかし絵付けはあとからほどこされたもので、
    付加価値をつけようと計算されて作られた代物。
    これはまぎれもなく悪意あるものだ。

 ◆③・いっけん本物。
    しかし器にシャープさがない。
    側面から底にかけての線に丸みが感じられる。
    古いそば猪口はこういう傾向は見られない。
    本物なら20万円はするだろう。
    しかし現代ものの価値としては3500円とい
    ったところ。

 ◆④・これもまた真贋の見極めの困難な一品。
    しかし本物をたくさん見なれていればわかる。
    線に躍動感がない。スピード感もない。
    手慣れた陶工が描く図柄はもっと筆に勢いが見
    られる。
    本物なら10万円はするが、これは3000円
    程度。
    ・(そば猪口)。

 ◆⑤・もともと白磁のものに、柿谷さん自身が絵付け
    をした、そば猪口。
    いかに本物を多く見てきた骨董のプロといえど
    、図柄をいざ描けばこのようになんとも稚出な
    仕上がりになってしまうものなのだ。


―”本金に目が曇る”―


―”筆の勢いを見る”―

★そば猪口にも贋物は多い。
 そば猪口は、伊万里好きの定番のコレクタ―ズアイテ
 ムだから贋作師はそこにつけこむ。
 しかも人気の図柄のものは高値で取引されるのでコピ
 ーされやすい。
 注意されたい。
 (写真③)・の輪線のそば猪口・(写真④)・の梅文
 のそば猪口。
 どちらも人気の図柄の品だ。
 これらの一体どこが贋物かというと、輪線のそば猪口
 はひじょうに見極めづらいのだが、できばえにシャー
 プさが欠けている。
 そば猪口の側面から底にかけてのラインに鋭角さがな
 いのだ。
 器の中から見ればそれはもっとわかる。
 こういうできばえの伊万里は、当時のものではありえ
 ない。
 梅文のそば猪口はどうかというと、図柄の筆の勢いで
 ある。
 もれもまた微妙なニュアンスで、感じとるのが初心者
 にはむずかしいかもしれないがたくさんの品物を見て
 きた人なら、なんとなくわかると思う。
 当時の陶工はこういう図柄を1日に2.3百個と描い
 たものである。
 それだけに筆に迷いがなく、線に勢いとスピード感が
 あらわれている。
 しかし、この梅文はどうだ。
 きれいに描こうとするあまり、線そのものにスピード
 感がない。
 いかにも描き慣れていないことがわかる。
 ちなみにぼくも試みに白磁のそば猪口に図柄を描いて
 みた ・(写真⑤)。
 もっともかんたんそうに思えた網手文に挑戦した。
 結果、このとおりである。
 これならよくわかるだろう。
 線に勢いが出ないことはこのようなことである。
 いかにもたよりない筆使いになってしまった。
 しかもこれひとつ描くのにずいぶん時間を要した。
 贋物を見抜くにはとにかく冷静になることだ。
 よく品物を見る。
 もっともそれまでにたくさんの本物を見ておく経験は
 いうまでもなく必要だ。
 名品が思わぬ安さで売られているのを見て掘り出し物
 ととびついては、目はにごってしまう。
 そいうい品物はまず疑ってかかることもけっして悪い
 ことではない。
 しかし初心者に真贋を見極めよというのは酷かもしれ
 ない。
 それならばもっとも安全な方法がある。
 信頼のおける骨董屋さんと信頼関係をつくることであ
 る。
 掘り出し物にこそめぐりあえないかもしれないが、贋
 物をつかまされてくやしい思いをすることはなくなる
 だろう。


●『日本独特の美意識・「金直し」』・・・●

―”安く買って自分で直す”―

**”協力・中西緑「ぎやらりい・西屋」店主”**

★骨董の新たな楽しみ方を紹介しよう。
 骨董市へ行く。キズ物を探す。
 キズもののなかからいいキズものを探す。
 ねだんを吟味する。
 持ち帰り、眺めつくし、直しの方法を工夫する。
 直しに没頭する。直しが完成し、できばえを鑑賞する。
 日々の暮らしに使う。
「金直し」・にはおよそ8工程あり・それぞれの工
 程がすでに喜びだ。
 漆の素晴らしさを再認識してもよいころではないか。

 ◆敬遠したいキズ。

 ◆でしゃばってはならない。



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