ハーヨ・デュヒティング(Hajo Dchting)著・解説、「ワシリー・カンディスキー(Kandinsky) ― 絵画の革命」です。図版の大きな大型本(30 x 23 x 0.8 cm)、96ページ。ベネディクト・タッシェン出版(Benedikt Taschen)刊、日本語版。状態は、全般に良好です。送料はクリックポストで185円です。
★内容: カンディンスキーの作品、そして彼の新しい絵画表現法と新しい芸術概念の探求の成就は、今なお謎めいて見える。天分ある作家でもあり、多くの著書を残した彼の生涯と作品を鑑賞する。
◇初期のカンディンスキー: 「母なるモスクワ」 1866-1896
◇変容 : ミュンヘン時代のカンディンスキー 1896-1911
◇抽象への飛躍的前進: 「青騎士」 1911-1914
◇ロシアのインテルメッツオ 1914-1921
◇点・線・面: バウハウスのカンディンスキー 1922-1933
◇バイオモルフィック抽象観念: パリのカンディンスキー 1934-1944
◇作品解説: 赤い斑点Ⅱ
◇ワシリー・カンディンスキー 1866-1944 生涯と作品
★ワシリー・カンディンスキー(Wassily Kandinsky、1866 - 1944年)は、ロシア出身の画家、美術理論家。一般に、美術史における純粋抽象絵画の創始者とされる。モスクワに生まれ、子供時代をオデッサで過ごした。モスクワ大学で法律と政治経済を学び、教職を経て30歳の頃、ミュンヘンで本格的に絵の勉強を始める。ベルリンの分離派展やパリのサロン・ドートンヌなどへの出品を経て、1911年にはフランツ・マルクとともに「青騎士(der Blaue Reiter)」を結成し、その間に最初の抽象画を手掛けている。この最初のドイツ滞在期に描かれた「コンポジション」シリーズは、かれの代表的な精神的表現である。革命後、1918年にモスクワ入りしたが、スターリンの台頭につれて前衛芸術が軽視されるようになり、1921年にドイツへ戻る。その後バウハウスの美術学校で1933年にナチス政権により閉鎖されるまで教鞭をとり、さらにその後はフランスへ渡り、パリ郊外で生涯を過ごすこととなった。なお、これらの間にドイツ、フランス両国籍を取得。カンディンスキーは、ピエト・モンドリアンやカジミール・マレーヴィチとともに最も重要な前衛美術家の一人、抽象絵画の先駆者として位置づけられるに至る。
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