拍卖号：g1187685967

开始时间：12/28/2025 22:26:18

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かなり以前に購入した、日本陸軍主催の、雄弁大会に選抜された人に贈られた、記念品としての「八九式　榴弾」です。
本品は記念品であり、火薬の入っていない安全品です。

榴弾の弾体は鋳鉄製で、磁石が付きます。
信管は、削り出しの黄銅製品です。
胴部の弾帯は、銅製です。
陸軍第三師団長より、伊藤正喜氏に贈られた物です。
贈呈箱の蓋裏には、「昭和十二年三月十日　陸軍記念日　名古屋公会堂にて、第三師団主催　青年雄弁大会に岐阜県代表として選抜された。　日露戦争三十二周年の催物　題目「難局を突破する青年」　雄弁会は他県への初陣であった」と記されています。
また添付のしおりには、「本品は歩兵用弾丸を慶用せるものにして、上部の信管（黄銅製）は右に回せば脱し得。机飾、文鎮又は一輪挿として使用せられたし」と記されています。
日露戦争で勇敢に戦った雄弁に対し、その雄弁大会に出られた方を讃える記念品です。
他にはほぼ存在していないと思いますし、今から88年前の物でもあって、歴史的にも大変貴重な物です。
日露戦争は、1904年（明治37年）2月から1905年（明治38年）9月迄行われ、この昭和12年は、蓋裏にもあるように32年後になります。
太平洋戦争は、1941年（昭和16年）からですので、太平洋戦争を４年後に控えて、陸軍は日露戦争の勝利を再認識させて、戦争への意識高揚に力を入れていた様子が分かる、とても貴重な資料です。

八九式榴弾は、八九式重擲弾筒（米国では、ニー・モーター）から発射され、1932年から1945年まで使用されました。
最大射程は600mにもなったそうです。

大きさは、榴弾の直径は約49ミリで、高さは約145ミリ、重さは約652グラムです。
銅製弾帯（回転用）の一部に多少の錆はありますが、錆が薄いのと、歴史的価値を考えて、敢えて錆落とししてはいません。
信管は、「しおり」にもありますように、逆ネジで、右に回すと外れます。

これ以上詳しい事は分かりませんが、写真を見て、ご理解頂ける方に、ご入札をお願い致します。
写真の定規と、撮影用の木片は付きません。
プチプチと段ボール箱でお送り致します。
送料は、こちらで負担いたしますが、海外発送は出来ません。
気を付けて梱包しますが、輸送途中の破損は、ご容赦願います。
ノークレーム、ノーリターンでお願いします。
（返品不可です）
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