MILES DAVIS / AGHA-PANG FINAL CONCERT AT BOTTOM LINE VLUME ONE - JUNE 10, 1975 (2CD)
2022 VOODOO DOWN Records 019 (VDD 2022-019)
Supervised by SO WHAT! Label.
Recorded Live at Bottom Line Club, New York City, NY, June 10, 1975
LONG Versiong // Original Remastered by VDD 2022.
Miles Davis - trumpet, organ
Sam Morrison - soprano saxophone, tenor saxophone, flute
Pete Cosey - guitar, percussion
Reggie Lucas - guitar
Michael Henderson - electric bass
Al Foster - drums
James Mtume Foreman - conga, percussion
DISC 1
(First Concert / First Set)
1. FUNK [PRELUDE Part 1]
2. LATIN (aka MINNIE)
3. MOTHER DEAREST MOTHER
(First Concert / Second Set)
4. Bnad Warming Up
5. FOR DAVE
6. IFE
7. RIGHT OFF
DISC 2
(Second Concert / First Set)
1. Band Warming Up
2. MAIYSHA
3. LATIN (aka MINNIE)
4. HIP SKIP (incomplete)
5. MOTHER DEAREST MOTHER
これぞエレクトリック・マイルス!『アガルタ』『パンゲア』、そして本アイテムと時同じくして緊急リリースされた『ローラシア』。これらを生んだ1975年マイルス・バンド。ファンク、ロック、そしてジャズの要素を混ぜ合わせ凄まじまでの突進力を誇ったジャズ・ロック史上最強のバンドです。そんな1975年ツアーも終幕がすぐそこに迫った6月、三日間行われたボトムライン・コンサートの初日の音源が登場。現存する音源の中で最も音質が良いもので構成されたロング・バージョンです。このアイテムのほとんどを占める基礎になっている音源は、既発のものと比べるとステレオ感が劣りますが、音圧面ではそれを大きく凌駕し、このバンドの最大の魅力である“聴く者を圧倒する迫力”を伝えるのに申し分ない音質です。それに更に磨きをかけ一層のアップ・グレードを図りました。残念ながら数か所の欠けている個所があり、その点は他の音源から補完せざるを得ませんでしたが、補完にあたった別音源も可能な限り基本マスターの音色に近づけ、出来るだけ違和感の無い編集になっています。前述の『アガルタ』『パンゲア』『ローラシア』が収録された日本公演からは、サックス奏者だけ3月まで務めたソニー・フォーチュンに替わり5月からサム・モリスンが参加。日本公演ではまだ演奏されていなかったメロディアスな名曲『MOTHER DEAREST MOTHER』と『LATIN (aka MINNIE)』が演奏されておりいずれも必聴です。