St LOUIS とSt ELIZABETH のステンドグラスセットです。聖ルイは9世フランス国王、聖エリザベートは13世紀ハンガリー王エンデレ2世の王女。エリザベートは聖王ルイの姪にあたります。1914年頃の制作と思われますが、1914年は第一次世界大戦勃発の年で、13世紀始め十字軍の遠征に行ったルイ9世にあやかって、{我々の同胞フランスの勇気に}との文が書かれてます。このセットはイギリス・スコットランドでの制作と思われ、ノルマン系のデザインの特徴を持った重厚な趣のある品物です。使われている色ガラスは、現代では製造されていないノーマンスラブと呼ばれている非常に厚い手吹きガラスで大変貴重な作例だそうです。ピース数も大変多く細かで手間のかかった大作となっております。鑑定書付。鑑定は日本ステンドグラス界の重鎮の方で、{なんでも鑑定団}でステンドグラスの鑑定も行っている方です。鑑定額は2枚で740万円。元所有者は大企業の社長だった方ですが、個人情報保護のため公開は致しません。下見をされて購入に前向きになった方にはお知らせいたします。その方曰く{家一軒充分に建つ金額で購入しました}との事です。横62cm 縦133cm 枠厚6cm。 St ELIZABETH にはIn memory of ChaRLOTTE {シャルロットの思い出に}とあり、シャルロットと言う女性に因んだ聖人である聖エリザベートのステンドグラスを制作依頼し、教会に納めたものと思われます。余談ですがイギリス・ウイリアム王子とキャサリン妃に生まれた王女もシャルロットと言います。教会関係者の方が教会を作る時、リッチな? 方がご自宅のリビングに飾り付たいとか、建築士の方が顧客の家に付けるとか、、、興味お有りの方は是非お気軽にお越しくださいませ。質問欄に電話番号なりを書いていただけば、返答せずに連絡いたしますので、他の方には表示されませんのでご安心ください。尚申し訳ありませんが評価10以下の方新規の方は入札をご遠慮ください。入札されても取り消させていただきます。☆鑑定士さんは2018年10月30日・2019年1月24日放映の、なんでも鑑定団にも出演されており、イギリスの大作が4,000万円でした。